2006年8月 のアーカイブ

領土問題

2006年8月17日 木曜日

日本の漁船がロシアの領海内で密漁していたところ、ロシアの国境警備局が威嚇射撃を誤射、乗組員を銃で殺したというニュース。
ロシア側は日本の管理責任であるとし、日本側はロシアの責任としている。

最初耳にしたときに、日本の対応がおかしいと思い調べてみたら。
……海域は北方領土。

北方領土問題でとうとう人死にが出ましたか。
こう考えてみると、改めて日本の領土問題の危うさが浮き彫りにされる。
今回人死にが出た、北方領土(日本⇔ロシア)。
海底油田問題が発覚した、尖閣諸島(日本⇔中国・台湾)。
領土問題とは違うけど、沖の鳥島(日本⇔海洋法)。
そして、言わずもがな、竹島(日本⇔韓国)。

日本の抱える国際問題は、どれも一筋縄ではいかないものばかりだ。ほとんどすべての隣国と紛争の種を抱えているところに、何も考えずに仲良くしろ、というのもなかなか難しいものだとは思う。
これらの国家それぞれに対して、結びつきは非常に強いというのはすでに常識ではあるが、実は対立も強いものがある、ということを今回改めて思い知らされた。

弱気ではダメ、強気一辺倒でもダメ。
これからの政治は、今まで以上に微妙なバランス感覚のもとに運営されていかなければならないと痛感するものである。

靖国参拝

2006年8月16日 水曜日

小泉がまたやりました。
「どうせいつ参拝しても批判されるんだから、一番参拝したい日に参拝したいよね」という理由。参拝しない、という選択肢がないのが小泉流か。
まあ、内外からいろいろと言われているのはともかくとして、私が言いたいのはただ一つ。

マスゴミうぜぇ。

もちろん、国営放送を含んでのお話。
あなたがたが無駄にあおり立てるから中国や韓国が変な反応するんだよと。
東京裁判を信じているわけではないが、A級戦犯に参拝しないためにB/C級戦犯に参拝できない、というのは間違っているし、もとが宗教ごとなのだから分祀など不可能だし。
それに、小泉自身が「平和のため、二度と戦争を起こさない誓いを立てるために参拝している」旨の発言をしている(この点において、イラク派兵は責められるべき事柄ではあるがそれは別件なので横に置いておく)。

で、マスコミはなぜ無駄に大げさに騒ぎ立てるのか。
どうして、特定アジア諸国に付け入る隙を与えるのか。
どうして、宗教的に不可能なことを可能と判断させるのか。
そこをぜひ説明して欲しい。

なお、私は今回の小泉参拝については、「歴史問題は外交カードになり得ない」ことを証明するという一点において絶大な効果を発揮していると考え、次代の首相にもぜひ続けて欲しいと考えている。
政教分離の問題はあるのだろうが、裁判で決着は付いていない(大阪高裁の判例? 東京高裁の判例を忘れてもらっては困る)。

私は、中国や韓国と政治的に冷え切っても、正直かまわないと思っている。政治がどれだけ冷え込もうが、経済的・文化的に関係が切れることなどありえないのだから、いずれは政治的にも危機感だけで対話を進めなければならないときが必ず来る。

で、マスメディアよ。
あなたがたは、この臨時ニュースのために、どれだけの費用と人数をかけて、どれくらいの番組をつぶしたのか。
私の目には、問題を無駄に大きくするために、多大なコストを無駄につぎ込んでいるようにしか見えない。

まさか、S学会が靖国という宗教法人を叩くために、中国と韓国を利用しているわけではないよね?
そんな穿った見方が出来るくらい、今回の大げさな報道には何者かの大きな意思を感じざるを得ない。

お前の音速は遅いな

2006年8月14日 月曜日

タイトルは霧雨魔理沙@東方シリーズより。

 音速というのは、音を運ぶ媒体(キャリア)によって大きく変化する。空気中では秒速340メートルそこらのスピードが、水の中では秒速1500メートルにまで上がる(数字はうろ覚え)、金属などになるとこの速度はさらに上がる。
 また、音速を基準とした速度の単位に、「マッハ」というものがある。この単位は、音速を基準としているがゆえ、航行速度などを計算するにはあまり使いやすい単位ではない(音速はキャリアの温度によっても変わるため)。しかし、「音速の壁」「衝撃波」といったものに関する研究を行う際には、これほど使いやすい単位もなかろう。
 すなわち、音速というものはキャリアによって大きな差が出てくるため、上記のように「音速」と言っても、早いものから遅いものまであるということは、単位のもつ問題として意識しておく必要があろう。数百年昔には、長さの単位が人間依存であったことも同じである。

 科学技術の最先端について、大学院生として現場の研究者を体験した立場からも、最先端というものがいかに「遅れている」かというものが分かる。
 理由は簡単で、新しいものを発案し、発表した後、最先端の技術として確立するまでの間に、次の技術のアイディアが芽生えてしまうからである。
 そんな世界にいると、最先端=5年遅い、という錯覚にとらわれてしまう。最先端の何年も、あるいは何十年も先を行っている研究室など、掃いて捨てるほどあるからだ(これこそが大学の研究室の存在意義であり、目先の研究・技術開発などは企業の研究室に任せておけばよい)。

 などと、与太話から、本題に入っていく。
 キャリア、ということで、Poloさんの日記から、番号ポータビリティ制についての記事があったので、感想を述べてみる。
 ユーザーの視点としては当然の感想ではあるものの、技術者あるいは経営者の視点から見ると、ひどく残酷で難しい要求であるとも感じる。
 キャリア変更に対して、各種サービスに関しては捨てるのが当然(逆に言えば、キャリア変更をさせないために捨てたくない各種サービスをつける)なので、ここではポータビリティ後のキャリア変更で致命的になりうる唯一の項目、メールアドレス一点に絞って議論をしたいと思う。電話帳はキャリアが変わってもケータイショップにお願いすれば移行できるし、着メロやメールの過去ログなんかは白ROMになった旧いケータイを残しておけばよい。

 番号ポータビリティ制度が望まれていたのは、携帯メールが普及する遙か以前のことからである。このころ、メールアドレスについてはキャリア間通信が確立していないこともあって、それほど気にしている声も聞かなかった。当時の私の情報収集能力は低かったが、今考えても当時にメールアドレスの移行を促す理由はない。
 さて、一社で行うならともかく、複数の巨大企業を相手にして、その利害を調整しながら新しい共通規格を探っていくのは、非常に難しいことである(みずほ銀行の統合失敗は記憶に新しい)。
 この状況下で、何年もかけて調整に継ぐ調整、意見交換に継ぐ意見交換を重ねて、やっと告知が出来たと思ったら、世の中はすでにケータイメール時代。
 また、現在ケータイで使っているメールプロトコルは、各社ばらばらで、SMTPですらないという。これを統合していくとなると、また基準の規格がうんぬん、調整のための規格がうんぬん、と始まることになる。また、サーバー・DNSの問題までからむと、利害関係はとんでもなく複雑になろう。
 逆転の発想をして、元のケータイアドレスから先のケータイアドレスへ無料転送するサービスを考えてみても、会社間のサービス調整に問題が出てくる(特に絵文字とか。なんであんな面倒なもの発明するんだよorz)。もちろん、他のキャリアに逃げたユーザを安い値段でフォローしなきゃいけないキャリアの側にだって不満は募る、今はSPAMメール対策にアドレスを変更する時代なのだから。
 こうして考えてみると、企業の論理からはメールアドレス移行が非常に難しいと考えられる。この壁を乗り越えてまた調整する、と考えても先は長い。

 企業の大きな利益・損益のからんだ規格や法律作りは、ユーザーの利用形態の変化に比べて、どうしても遅くなってしまうことは否めない。拘束力のないW3Cですら、統一された規格の勧告を行うには数年の実践を要する。
 とりあえず、最初の一歩として、番号ポータビリティという一つのサービスが実現できたことを正直に喜びたい。そして、上記「メアドポータビリティ」の難題に挑むべく、通産省と各キャリアの方々には、再度奮闘していただければ幸いかと思う。

夏の聖戦おつかれさまでした

2006年8月14日 月曜日

一般参加者で三日間、サークル・スタッフ参加者で数週間〜数ヶ月にわたる戦い、夏のコミックマーケット参加おつかれさまでした。
私もなかなかコミケらしい戦いをさせていただきまして、今は心地よい疲れの中、充実感を振り返っている最中でございます。

時系列。

・一日目
 午前中は自宅でひたすら製本作業。午後に逆三角形へ向かい、べるさんに依頼した表紙カバーを取得。
 その後万葉夢堂さまに突入するものの、時間が遅く売り切れ。
 Q-turnさんを自宅に連れ込んで製本作業続き。ここで50部くらい完成する。

・二日目
 サークルチケットを使って頼まれものを並びに、N-010さままで行く。少し出遅れたところで、初手2限。頼まれものは4部。1周したら1限に変更、Q-turnさんに助けを求める。3部めはとれたものの、4部めは叶わず。心の中の目標が、自分含めた5部だったのでちょっと残念。
 その後、マリみてサークルを軽くまわってすぐ帰宅。
 翌日のサークル準備を整えてから、蓉子さま同盟と飲み。べるさんは完売とのこと。おめでとうございます。

 買い戦績:6冊

・三日目
 寝坊する(汗
 しかし、雄真@はぴねすっぽい服装での売り子、という最低ラインは堅持する。時間もかからないし。
 行きの電車の中、売り子のひれさんに携帯で連絡を取りつつ、買いの部数確認。
 サークル入場・設営の後、おとボクチャットのメンバー(はくほーさん@むげんれんさ、家名さん@恵女OGいつきさん@Till)と新刊交換。
 続いて、はぴねす!ブロック(S-01a/b〜S-04a/b)の7サークルに対しても新刊交換を申し出る。快く引き受けていただき、ブロックの新刊が完全に揃う(ぉぃ。
 最終確認の後、初手でsazさまの本をとる。その後、おとボクブロックを制覇し、一般入場の様子を見て手早く準にゃん本を回収。西に行き、準にゃんコピー本を入手の後、web関連やSolarisなどの本を購入し、スペースに戻る(戻る途中、女装少年関連のブロックに偶然足を踏み入れたお陰で一冊の準にゃんイラスト本に巡り会えたのは奇跡と言おう)。
 で、ひれさんから売り子を引き継ぎ、両隣の方と雑談しながら、スペースでまったりする。本当にまったりになってくる13:30以降に、お隣のマナノミズさまにスケブを書いていただく。口紅をお色直しする準にゃん。言い表しきれないほど可愛い。本当にありがとうございました。宝物にします。
 終了後、頼まれものを受け取った後、いつものようにKanonメンバーとねぎしで食事をして帰宅する。

 買い戦績:42冊
 売り戦績
  新刊 25部(別に10部を新刊交換)
  既刊 17部

 Windmill Festival同様、雄真っぽい格好は誰にも気づかれなかったようだった。まあ地味だし、エロゲ主人公の服装なんて誰も見ないしな(瑞穂きゅん等例外あり)。

 熱いコミケもおわり、次はボクみて3。これが終わったらしばらく参加予定を空白にします(冬コミ、十ロザはサークル参加いたしません)。ちょっといろいろとやりたいことが多いので……。

告知まとめ

2006年8月11日 金曜日

夏コミ関係、だいたい作業見積もりがとれましたので告知。
(本音:準にゃんスレに少し間違った情報がのっていたのでびびった)

<新刊>
ぱちねす!てんしょん
スタイル:A6小説サイズ120ページ 18禁
ジャンル:はぴねす!りらっくす
タイプ:ほぼ全キャラ、ギャグ中心オムニバス
頒価:¥500

<既刊>
ろんりねす!――It’s still so far from happiness!――
スタイル:A6小説サイズ60ページ 一般向け
ジャンル:はぴねす!
タイプ:準、ダークシリアス
頒価:¥300

タイプについては分類がいい加減なので、読んでいて間違っていると思ったらごめんなさい。
今回、マリみて・おとボク関連の本はいっさい持っていきません。
大きい理由)プリンタの性能問題 ←今ならPhotosmart 3210某両面印刷プリンタイラネ、まで言えます orz
小さい理由)会計ミス防止のため ←素人さんに売り子のお手伝いをしていただくため
事情があえば「40 minutes」や「少年はお母さまに恋してる」あたりも持っていきたかったんですけどね……。

メカ

2006年8月9日 水曜日

現在、「ぱちねす! てんしょん」印刷は順調に遅れております。
理由として、プリンタ設定のミスやプリンタの誤動作などがあるわけなんですが、今日になって面白いことを発見しました。

クーラーで部屋をがんがんに冷やすとプリンタの紙詰まりが少なくなる。
なるほど、機械ものだったらありうるな、と妙に納得した一日だった。
暑いのは人間よりも、機械のほうがダメなのはPCに限ったことではなかったのね……。

おとボクでさえなければ……。

2006年8月7日 月曜日

乙女はお姉さまに恋してる キャラクターイメージソング PART1
乙女はお姉さまに恋してる キャラクターイメージソング PART1
十条紫苑(松来未祐),御門まりや(浅野真澄) 宮小路瑞穂(堀江由衣), 宮小路瑞穂(堀江由衣), 有森聡美, 橋本由香利, 十条紫苑(松来未祐), YUPA, 御門まりや(浅野真澄), 菊地創

発売・購入から一週間以上たってやっと聞きました。

感想。
おとボクでさえなければよかったのに。

いや、普通に聞くにはいい曲であることは間違いないし、歌詞もおとボクでさえなければ非常に良い歌詞だと思う。歌も下手なわけじゃない(さすがに本物の歌手と比べると少し落ちるけど、それは折り込み済み)。

ただ、おとボクじゃないよね、これ。
歌い手も歌詞も曲も。

一応論拠はつけておかないとただの誹謗中傷になるので、以下歌詞について述べる。好きな作詞家を意味なくけなすのは性に合わない。

  • 「愛する人へ」
  • おとボクのシナリオと照らし合わせて読んでみると、歌詞が微妙にあちこち飛んでる。パーツだけ見るとそれっぽい表現は残るんだけど、やっぱり少しはずしている点は否めない。ダーツでいうところの「1点ダブル」って感じ。
    「今は逢えない人よ」が「二度と逢えない人よ」だったら、かなり違ったかなぁ……。

  • 「Love is」
  • 紫苑さんシナリオをケアしてないのがばればれ。ただ、体験版部分だけやってると仮定すれば、こういう歌詞が出来るのはすごく納得がいく。先ほどと同様にダーツでたとえてみると、最高点をねらいに行ってどこかずれた、「1点トリプル」ってところか。

  • 「初恋のまま」
  • うん、ただの幼なじみキャラだね、これじゃ。
    やっぱり個別シナリオがケアされてないのが見え見え。「お姉さま」モードの瑞穂ちゃんとまりやの距離は、近いなんて言えない距離でもある。近すぎて進めない、をうたうのではなく、心理的に遠くに行ってしまった喪失感を表現して欲しかった。
    せっかくだからダーツにたとえてみると、ブルズアイに矢は行っているのに刺さらずに落ちてしまった、アウトボードといったところ。

次は……どうしようか。
おとボクとさえ思わなければかなりいいので(十年ぶりに聞いたけど、有森さんの歌詞は未だすてきだ)、ジャケット絵買いと割り切れるなら買っても良いかもしれないけど、わざわざこのために動くまでもない、といった感じ。
9月中旬から勤務先が一時的に浜松町になるので、帰りに秋葉に寄ったついでに悩むことにしよう。

[直後追記]
ジャケット絵表示されないのか、konozamaぁ!

行列表現によるカップリング表記の考察

2006年8月6日 日曜日

我々オタクの世界では、恋愛のカップリングを積の演算子で示す表現が普及している。また、しばしば恋愛以外の人間関係を疑似恋愛にたとえてこの表現を用いることがある。

たとえば、瑞穂×紫苑(処女はお姉さまに恋してる)、祐巳×瞳子(マリア様がみてる)、雄真×準(はぴねす!)などである。

この演算子は、第一オペランドを“攻め”(男女の恋愛関係における男性役)、第二オペランドを“受け”(同じく女性役)と定義されている外積演算の一種であり、二つの被演算子の位置を入れ替えると、意味が大きく変化する(すなわち、可換ではない)。

例えば、「瑞穂×紫苑」とした場合は瑞穂きゅんを男性役、紫苑さまを女性役とした通常の恋愛関係を示すのに対し、「紫苑×瑞穂」と性役割を逆転して記述することで、瑞穂きゅんのかわいらしさを紫苑さまが引き出す、という倒錯的シチュエーションを得る。

ただ、最近は演算子の種類と表記方法が増えているという指摘があり、二項演算子の組み合わせと、その優先順位の不確定性をうまく利用した表記が紹介されている。

例えば、A+Bとは、二つのオペランドの次元が等しい、かつ可換性をもつことから、友情レベルのつきあいを示す。
また、A→B(AならばB)は論理演算子であるが、Aが偽である場合には演算そのものに意味がない(式は恒真だが、それを満たす集合がφである、すなわち存在しない)点を指摘し、Bの気持ちが式(ストーリー)全体の意味を決めるという観点から、AからBへの片思いを表現している。
そのほか、私が紹介されていたページで見た“BAB”という表現も、おそらくは行列の対角化に起因する、内積の演算表現(外積と違い、可換性を持っていることに注意)と考えれば、対等な関係、とか、襲い受け・ヘタレ攻めといった関係を表現できる。

また、上記二項演算子を組み合わせて横恋慕などの参考演算子も定義されているようだ。詳しくは上記リンクを参照されたい。

紹介されたページを見ると、どうやらカップリング表記は未だ増え続けているようで、数学的体系にまとめるまでには、しばらく様子を見なければいけないようだ(笑)

べんべんべん

2006年8月5日 土曜日

幻想の宴、というカードゲームがある。
このゲーム、知り合いの間でかなり人気があり、私もQ-turnさんに少し楽しませて貰ったが、かなりできがいい。
それゆえか、毎週のように大会が開かれ、それが盛況だという。

そんな中、プレイヤー達が一様に批判する記事がある。

(さらに…)

漢字バトン

2006年8月5日 土曜日

おとボクチャットでお世話になってる、サークルむげんれんさ主宰、はくほーさんよりバトンを頂戴する。久々に、熱いバトンに巡り会えた。

1. 好きな漢字
 「準」。某渡良瀬氏の意味に限らず、「準優勝」とか、semi-を接頭語(準急とか準特急とか)にするとか、ハイブリッドなものに基本的に惹かれる性質がある。あとは、「準拠する」とか、

2. 前の人が3で答えた漢字に対してのあなたのイメージは?
 「叫」「囁」さすがはくほーさん、こんなにエロい字を持ってくるなんて。

3. 次にまわす漢字
バトンをここで止めるので解答キャンセル。

4. 大事にしたい漢字
「匠」たくみ、という字。今、職人が減ってきていると言われているけれど、社会全体が、職人が職人でいるために必要な喜びを、否定する方向に動いている気がしてならない。匠の心を忘れたら、日本にはきっと何も残らないと思う。

5. 漢字についてどう思う
 世界で最強の表意文字。日本と中国(本土と台湾)で、何千年も育ててきただけのことはある。
 また、日本のような漢字仮名交じりは、速読において世界最速の言語であることは論を待たない(慣れている人前提)。
 南北朝鮮が、せっかくハングル文字という「より使いやすいひらがな」を発明したのに、漢字仮名交じりを使っていないのは大きな損失だと思う。

6. 最後に好きな四字熟語を3つ

  • 因果応報
  • 全ての理屈の前提にして究極。

  • 温故知新
  • 何かを極め、その上でさらに行き詰まったときに、はじめて実感できる言葉。

  • 唯我独尊
  • 知識と経験と考察と信頼に裏付けられた絶対の自信は、決して揺るがない。それこそが、私の生まれてきた意味。

7. バトンを回す7人とその人をイメージする漢字
 五日悩んで無理でした、この原稿で頭が煮詰まってるときに考えられるものじゃない orz