‘Wine’ タグのついている投稿

あれ、そういうこと……?

2009年6月14日 日曜日

はなおとをLinuxで試そうかと、Windows7環境にVMware+Debianを導入。Debianは5.01ネットインストールCD、Wineは1.1.23。

VMwareはUbuntu8.04相手だとちょっと動作がおかしかったが、Debianのほうはきれいに動いている。

が、プレイしてみたところ、
・メーカーロゴはおk
・注意喚起もおk
だったが、
・OPムービーで落ちる
……えーっ!

いやな予感がしたので、おとボクを再インストールしてWineを実行。
……あれ? OPムービースキップされてるよ?

というわけで、以前書いたおとボクプラチナ認定は取り消し(涙)。
一度実行したwinetricksが、dxdiagなしでちゃんと効いていたことになる……なんか複雑。

これだといやな感じしか残らないので、ちゃんとやりなおしてみた。

・wintricksでdirectxインストールだけ実施
 directXインストールでwineが正常終了するようになった。ただ、エラーメッセージは一部残る。
はなおと:エラーメッセージ変わるだけで進まず。
おとボク:エラー完全解消。

・その後、wineでdxdiag実施
dxdiagエラー:「ファイル ddrawex.dll が見つかりません。」
DirectDrawテスト:全画面表示が不完全(wineは前からこんなもん)
Direct3Dテスト:全部成功。全画面表示が、DirectDrawよりきれいにいっている印象。
DirectMusicテスト:テストはパスしているものの、音が全く聞こえず。ただ、はなおとが落ちてる原因とは思えず。
はなおと:状況悪化。タイトルロゴすら表示されない orz
おとボク:エラー発生。第1話ムービー再生時に落ちた。

というわけで、以下の実験結果を得る。
おとボク:Gold (winetricksでdirectXインストール必須。ただし、dxdiagでインストール確認禁止)
はなおと:未定(上記が手段のすべてとすればGarvage確定するが、wineでの他手段、あるいは、はなおと側をいじれば動く可能性があるので判定保留)

以前、ユーザー変えておとボクがそのまま動いたぜ、という報告は、
 winetricksでdirectXインストール:なぜかユーザーにかかわらず実施結果が残る
 dxdiagでインストール確認:個人で閉じているので他ユーザーのエラーを引き起こさない
ためと推定できる。

wineのアップグレードを待つ日々は続くらしい……

[直後追記]
 日記公開直後、ふと思い立って、実際にやってみた。
 以下のことは、よい子はやっちゃいけません(ライセンス条項調べてないんで、下手すると違法の可能性がある)。

・Windows7のddrawex.dllをLinuxのwineフォルダにコピー
 細かい説明はわざと省略します。上記理由により、技術の壁を貼っておきたい……無駄かもしれんが。
おとボク:エラーが消えてきれいに動くようになった。
はなおと:タイトルロゴすら表示されないで落ちる状況に変化無し。

・さらにdxdiagを実行
おとボク:きれいに動いている。
はなおと:タイトルロゴすら表示されないで落ちる状況に変化無し。

・再考察
 wineかwinetricksのどちらかは、ddrawex.dllのコマンドへ十分に対応していない様子。(あるいは、法的条項により、MS社がddrawex.dllの提供を拒んでいる可能性もある。詳しい人コメントplz)
 いずれにせよ、wineのバージョンアップ待ちの状態は変わらない。あるいは、willが対応してくれればこっちのほうが楽な気はするが……ソフトメーカーに期待しちゃいけませんね、はい orz

(さらに…)

よっぱと言って差し支えない

2009年4月20日 月曜日

・Linux生活2日目
昨日おとボクを動かしていた記憶を今朝確認したところ、

dxdiagコマンド忘れてる

ことに気がついた。つまり、

debian 5.0.1 & Wine 1.1.19 で、おとボクのWine互換性がプラチナ認定

という可能性があるということ。
寝ぼけた頭で、急いで新規ユーザーを作っておとボクをインストール。もちろん、winetricksはあえて省略。
プレイ。。。動画もちゃんと動くぞっ!
というわけで、上記が証明されたため、Wineなだけにほろ酔い気分で寮を出る。
ちなみに、debian 5.0.1ではlzmaプレインストール済みでした。インストール自体もだいぶやりやすくなってた。

・はにかみトライアングル
 んで、出かけに郵便ポストを覗いてみたわけです。
 すると、5巻がありました。
 すなわち、昨日は5巻が来てないのではなく、5巻も配達されていた(ただし郵便ポスト)ということになる。
 。。。うわーん(TT

・けんぷファー
 んで、会社からの帰り道に本屋に寄ったが、けんぷファーの4/5巻がない。(6巻はあったのだが。。。)
 はにかみトライアングルも、他に積んでる本もいっぱいあるので今日は諦めることとした。

・体重 74.6kg(ぉぃ
・歩数 9034歩
・所持金 8893円(9622円)
 食生活以外(5401円);けんぷファーとかハヤテの19巻とか生活用品とか。
 食生活(4221円);間食とか夜食とかやっちゃってるんで、かなりやばげ(汗
・腹筋
 3連休はさぼったものの、今朝から朝晩20回再開。左右にすこしずつひねっての腹筋が、5往復に。

今夜はWINEに乾杯っ!

2009年4月4日 土曜日

blogの記事分類に、カテゴリ分けよりもタグ分類が欲しい今日この頃。今回の記事は、Linux(技術系)×おとボク(小説・ゲーム・アニメ系)なので。

ただし、fc2.comのように、他の方々の記事も串刺しにするのはお断り。

というわけで、Linuxでおとボクを動かせたので報告。なお、本報告においては、2chlinux.org(今夜もWineで乾杯! テンプレサイト)、および、Wine上でMicrosoft GS Wavetable SW Synth(MSGS・ゲイツシンセ)の音を鳴らす(WindowsネイティブDirectXのDLLを使用)CommentsAdd Star試験運用中なLinux備忘録)の記述を参考にした。
私が実施した手順と、気をつけるポイントは以下の通り。

(1) Linuxをセットアップする

VMware PlayerQEMU on Windowsをインストール。

仮想マシンの設定は、いつきログの手順に従っているが、該当記事はFreeBSD、こちらはDebian Linuxなので差分注意。

インストールが終わったら、仮想マシンをシャットダウンして、vmxファイルをいじってCD-ROMイメージをアンマウントしておくのがおすすめ。

もっとも、作業スペースがあるなら旧いパソコン1台持ってきてCD-ROMつっこんだ方が楽。

ちなみに、私のホスト名はkaoruko。もう一個たててみたfedoraのホスト名はhatsuneとしてある。

(2) Wineをインストール(rootで実施)

ここでは、Debian GNU/Linux 4.0でネットワークインストールにを実施する場合について記す。

基本的には、Wineの公式ページに書いてある、Debianのインストール手順通りに実施すればよいが、手順が少し異なる。

Open a terminal

su #to log as root

gedit /etc/apt/sources.list #to open repository file with a text editor (you can use gedit or another)

Add this line for Lenny: deb http://www.lamaresh.net/apt lenny main

Add this line for Squeeze: deb http://www.lamaresh.net/apt squeeze main

Add this line for Sid: deb http://www.lamaresh.net/apt sid main

Save and close sources.list

wget -O – http://www.lamaresh.net/apt/key.gpg | apt-key add – #to add gpg key

までは一緒(↑は公式から引用)。wgetの最後のハイフンを忘れないこと。もちろん、geditの代わりに好きなエディタを使って良い(私は慣れているviを使った)。

次からが異なる。公式ではapt-getを使っていたが、いろいろと調べてみると、aptitudeコマンドのほうが望ましそうである。

aptitude upgrade

aptitude install lzma # lzmaのインストール。これを先にやらないとはまる。

aptitude install wine

ここが苦労した点。wineインストールに必要なlzmaが入ってなかったので、手順をミスると、”Wineのインストール終わってないんだから先にやれ”と言われてしまい、lzmaを入れるのに苦労する。

(3) directX9を設定(ユーザーモードで実施。以下全部ユーザーモード)

公式のWikiに紹介されている、winetricksを用いて、directXをインストールする。

winetricks directx9

途中、エラーが大量に吐かれてインストーラが落ちるが、ファイルコピーは正常に終わっていることに注意。

というわけで、インストーラがやりたかったと思われる作業であるところの、directX設定を実施する。

cd ~/.wine/drive_c/windows/system32/

wine dxdiag.exe &

(4) おとボクをインストール

cdromを入れて、VMwareの「デバイス」メニューから、「CD/DVD(IDE)」→「D:¥に接続」として、CD-ROMを認識させる。

cd /cdrom

wine setup.exe &

デスクトップのアイコンは必ず作っておくこと。作らないと設定がめんどい。

(5)おとボクをプレイ

以上の手順をもって、おとボクがプレイできることになった。

動かすだけならば、デスクトップにあるおとボクのアイコンをクリックすればよい。

ただ、デバッグなどの理由で動作ログを取りたい場合は、以下のようにコマンドラインからおとボクを実行する。

cd ~/.wine/Program Files/Caramel-Box/処女はお姉さまに恋してる/

wine otoboku.exe >& log.txt &

コマンドラインからの場合、~/.wine/Program Files/Caramel-Box/処女はお姉さまに恋してる/ にリンクを張っておくと楽。

なお、動作確認のポイントは、初手にオープニングムービーが流れるか否か。いきなりメニューに行く場合、どこか設定が間違えている。

というわけで、今までのWine動作まとめを、WineHQ AppDB風にすると下表のようになる。

Name otoboku DVD edition
Version 1.1 (first release)
License Retail
URL http://www.caramel-box.com/products/otoboku/index.html
Votes 0
Rating Gold
Wine Version 1.1.18
Distribution Debian GNU/Linux 4.0r6
Test date 2009/04/04
Installs? Yes
Runs? Yes
Submitter Takumi Kanno
Description otoboku DVD edition(処女はお姉さまに恋してる DVDフルボイスパッケージ)is Japanese eroge visual novel game created by Caramel-Box.

Selected test results (selected in ‘Test Results’ table below)
What works

  • Installing
  • Playing
    • Reading
    • Watching images
    • Watching ingame movies (* need directx setup; below)
    • Hearing voice
    • Listening music
  • Browsing the Menus

What does not
not found

What was not tested
Still not finished playing the game.

Additional Comments
Rated Gold because we need directx installation and setup to watch ingame movies.

We need to install directx with winetrickers and execute .wine/drive_c/windows/system32/didiag.exe.

When I installed directX with winetrickers, directX installer halted but all modules were installed.

(*)The ingame movies, when they play automatically from start menu.

なお、本記事は技術的には終了したと思われるが、完全なものではない。

動作確認として、「全シナリオ&おまけをクリア」する必要があるためである。

次は「小説・ゲーム・アニメ系」で逢おう(笑)

(さらに…)