2007年1月 のアーカイブ

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2007年1月31日 水曜日

ボクみて4サークルカット

上記のようにサークルカットを作成、申し込みしてきました。
現状の案としては、紫苑×瑞穂のセミBLものでシェイクスピアに喧嘩を売る予定です。あくまで予定は未定にして決定にあらずですが。

何が間違っていたのだろう……?

2007年1月30日 火曜日

ちょっと、政治なおはなし。柳沢厚生労働大臣が、「女性は機械」と発言したとされる問題について。

文意を正しく取れば、「数字でとらえると」ということにしかならない筈のこの問題が、なんで失言とされるのかがよく解らない。文意を正しくとらえて、その上で失言かどうかを判断してそれを叩くのが正しいやり方なのに、言葉の端だけをとらえてここまで大きな問題にする、というのが、「李下に冠を正さず、ただし地球の裏側までずっとすもも畑」な不条理を感じざるを得ない。

んで、言葉の端の「失言」に気が付き、不快にさせたと発言直後に謝っているにもかかわらず、火はどんどん広がっていく。
新聞から拾ってきた某女性議員の言葉がこのような文面であった。
「考えていないことを発言なぞできない。だからこれは本音だ」
……人間なめんな。確かに考えていないことを発言はできない。だが、思っても居ないことを考えることなぞいくらでも出来る。というか、公平・公正・中立に考える為には多角的に物事をとらえることが必須であり、思ってもいないことを徹底的に考えて検証して、そこから生まれたアイディアは大切にして、生まれた問題点はきっちり回避する。逆に、考えていること=思っていること、などという短絡的な視点の持ち主が民を代表する立場にいることのほうが許せない。

ふと思い出すのが、あるフォーラムでの政治家の発言。
外交問題に関して、以前行った失言を「経緯を説明して」再度謝罪を行うものだったその経緯説明が、再度「失言を繰り返した」と批判されたことがある。
詳細は忘れたが、この記事を見て、あきれかえったものだった。

ここで、もう一度主張を繰り返す。致命的批判は発言の意図に対して行うものであり、言葉の端に向けて繰り出されるものではない。

さて、ここでマスメディアについて振り返ってみよう。
彼らの得意な術は、ピンポイントだけ切り抜いて徹底批判することである。わかりやすさのために必要な最低限の尺を見せるために編集することが彼らの仕事であるが、この「ポイントだけを、短く見せる」手法が全体像を見失わせているような気がしてならない。
今回の柳沢厚生労働大臣の小さな失言は、マスメディアがアンプリファイアとして、数百倍にも数千倍にも大きな失言としてとらえさせている、という考察は決して的はずれとは言えまい。

部分ばかりに注目して、全体のつながりに注視できない。
どこかのアニメを批判したのと全く同じ論点がこんなところにあてはまるとは、どこの世界も大して変わらない証左とも言えてしまう。やれやれ、だぜ。

おボクさまのために 2

2007年1月25日 木曜日

[初出 1/21/2007 23:54]
コスプレ&交流会と言うことで行ってきました。
Webチェックしたり疲れてたりするので具体的にはまたこのエントリーに追記していきます。

[追記 1/25/2007 23:40]
朝、ちょっと遅めに起きて、朝食をとりつつチャット。
午後いちくらい到着の予定で準備するために落ちる。
んで、いろいろとある意味嫌な準備をしてから会場へ向かう。到着が11時半過ぎたくらい。

……ちょwww中高年の大行列何これwww

実は、開催直前になって部屋が変わったとのこと。正しい部屋に到着後、理由をおボクさまの主宰に聞いたところ、どこかの団体がダンスパーティをやるとのことで、「だいたい30人くらいらしいですが」「嘘だっ!」などとやりとりをする。
そーいうわけで、更衣室が封印される。仕方ないので、仕切をてきとーに区切ってコスプレ(着替えたのは私が第1号)。
本日のキャラは君枝さん。メガネが普段どおりでよい&紫苑さん用に購入して短すぎたウィッグを使い回せることから決定。

他のキャラは、瑞穂ちゃん(瀬奈さん)・貴子さん(紅桜さん)・紫苑さん(きくさん)。女性によるコスは貴子さんのみ。
とりあえず、まりやトークの人が好きなキャラアンケートとか取り始めたので、瑞穂ちゃんに一票入れていじめてみる。そして、「男の主人公がヒロイン張るんじゃねぇ!」というまりやトークの人の主張を、君枝さんっぽく空気の読めない正論で覆す。
んで、持ってきた同人誌とかカードとか回覧しつつ、まったりと語る。その間に、瑞穂ちゃんが二人ほど増える。ふえた瑞穂ちゃんの一人が0x2a歳の方だったので、「びゅてぃほでー」な写真をぱしゃり。
終了時間近くなったところで、コスプレ撮影会へ。
まずは全員で集合写真をぱしゃり。
続いて、ネタ写真1:生徒会室の貴子さんと君枝さん。私のX31は自分で使って、takayanさんのThinkPad(X60だったかな?)を紅桜さんに使っていただいて、貴子さんはまじめに仕事、君枝さんは貴子さんに視線、な写真をぱしゃり。
さらに、ネタ写真2:原作の「貴子さん膝枕」の名場面。ぺたんと座れずに足の痛い瀬奈さんに対して、すやすやと本気で気持ちよさそうな紅桜さん。即座にネタ写真3:そこに、「ちょwwwおまwww」君枝さん役な私。これも当然原作の場面再現。
取り終えたところで、SPカード4な瑞穂ちゃんと貴子さん写真で〆。
できた写真はまとめサイトに掲載されているので、かわいい貴子さんが見たければぜひご覧あれ。

その後、アキバでげまやの乙ボク投票に参加し、ミントでまったりした後にハンバーグを食べて帰る。
いや、すばらしいコスプレイベントでした。おとボクに限定したのが最高でしたね。またやりたいものです。

コメント許可制に悩む

2007年1月17日 水曜日

最近、このblogにもSPAMコメントが目立つようになってきた。
実はSPAMトラックバック・SPAMコメントは今までも受け取っていたのだが、トラックバックのほうは許可制にすることで防いできた。

コメントにも、表示許可制をとっていいものか悩みどころではある。掲示板のようなリアルタイム性に魅力のあるコメントではあるが、SPAMコメントが増えていくと見苦しさ対策の管理が大変になる。(注意:炎上とかはまた別の話題)

SPAMを見せないほうをとるか、コメントの楽しみを残すか。似たような問題で悩んでいるサイトを知っているだけに、判断は難しい。

[当日追記]
……いい設定を発見。
コメントには日本語必須とします。各位よろしくです。

本物の技術力とは

2007年1月13日 土曜日

タイトルが技術力、カテゴリが小説・ゲーム・アニメ系ということで、鋭い方は何を言いたいのかがすぐ分かるであろう。

もちろん、任天堂「Wii」対Sony「PlayStation3」である。

世間では、任天堂がコンセプト、Sonyが技術力で売ったという見方が大半ではあるが、これはとんでもない誤解であると言わざるを得ない。
結論から言おう。Wiiに搭載されている技術力は、PS3のそれより圧倒的に上である。

PS3の技術力は誰もが認めるところである。高い情報処理能力は確かに誰もが認める「すごさ」であろう。もちろん、短期間の開発でBlu-Rayディスクドライブを搭載したというのも高く評価する。
しかし、所詮はPlayStationと同じ「CD-ROM媒体のゲーム機」なのである。ローディング時間が圧倒的に改善されたり、操作方法がPlayStationに比べて劇的に楽しくなったという話は聞かない。PS2ソフトの互換性についても、不安という話しか聞こえてこない。内部に搭載しているディスクもハードディスクドライブであることから、Sonyタイマーはいまだ健全であるとの見方もできる。

ひるがえって、任天堂のWii。
まず特筆すべきはそのリモコンである。有名なゲーム機としては初代ファミコン以来の、アナログセンサを搭載した機種である。技術者でなければ分かりにくい部分ではあるのだが、アナログセンサを実用できるレベルの使いやすさにするためには、電気回路やプログラムを用いて、センサの誤差を物理レベルから論理レベルまでがちがちに固めてやる必要があるところに、センサ反応の大きな遅れは許されない。
ゲームに搭載するとのことで感度はだいぶ甘く作ってあるのだろうが、多数の人間が扱うことを考えると、人間系の誤差もセンサ系統がある程度吸収してやらなければならない(逆に、ゲームなので誤差吸収が「ある程度」で済むのは救い。介護ロボットとか、災害救助ロボットとかはこのへんの処理が致命的)。
結論を言えば、外界と計算機のインタフェースで一番難しいのは、アナログセンサである。このため、アナログセンサを売りとできるだけの技術力を備えた任天堂の開発陣には頭が下がる。

つづいて、内部のお話。
私もITProを見て知ったのだが、中身にシリコンディスクドライブが搭載されているとのこと。
このディスクもやっぱり生ものディスクではあるのだが、CDやHDDに比べて「読み込みが圧倒的に早い」という特徴がある(シリコンディスクをCドライブにした最新機種で、WinXPの起動速度が4秒という実験結果もある)。どう使うかというと、CDデータのキャッシュである。ITProの記事では、起動速度が圧倒的に速くなったとはっきり書かれていることから、これも技術的な判断が優れていた証拠としてあげて良い。
あと、リモコンが地味にBluetooth対応ということで、信頼性を挙げる無線ネットワーク技術がこっそり採用されているのも好判断。

最後に、本体とソフトウェアの価格である。
最新テクノロジを突っ込んだ3種類の機種の中で、唯一3万円を切っているのがWiiである。本体価格を下げてソフトで利益をとりに行く……はずが、「はじめてのWii」はBluetooth対応の入力デバイスつきで5000円を切っている低価格。話題に上がっているWii Sportsも同じ価格帯。ハードを捨て駒にするには、ソフトの値段が安すぎる。
ITProによれば、本体内部基板の部品がすかすかとのことで、ハードでのコストダウンがかなり進んでいる模様。また、発売予定ソフトの本数もそれなりにあることから、価格帯もあわせて考えると、開発環境もそれなりに整っていると推測される。

Wiiが製品コンセプトで勝利したというのはすでに言い尽くされていると思うので、Wiiの技術的な側面に焦点をあてて考えてみた。PS3の技術には全く感銘を受けなかったが、Wiiの技術に大きな感銘を受けた一人の技術者として、Wiiが技術を捨てたという世間の評判は許せなかった。
何も、画像が綺麗とか音声がすごいとか、そういうのばかりが技術じゃない。快適・完全・低コストを求めるのも、大切な技術。
この点においては、PS3は「技術的に」Wiiに遠く及ばないと断言しても良いと感じた、昼下がりの与太話。

追伸
今回の記事を書くにあたって、だいぶ前に会社で(ぉぃ)読んだ、以下の記事が非常に参考になっている。
【特別インタビュー】
「失ったものを取り戻したい」—任天堂岩田社長が「Wii」に込めた想い
(ITPro)
ファミコンという時代を作ったからこそできた、技術と一体になった経営判断に乾杯。

危ない橋の長さをもっと長くする意味って?

2007年1月8日 月曜日

日立が1TバイトのHDDを販売するとのプレス発表。

個人的には、記録密度が上がるのは非常に楽しみではあるが、記録容量をわざわざ増やさなくてもいいではないか、と思ってしまう。
単体のHDDで1Tなどの超大容量を確保したとして、ディスク故障時に吹き飛ぶデータの容量は膨大なものになる。
また、ディスクリカバリーにかける時間も多く掛かってしまうため、ディスク単体で1Tバイトという容量には全く魅力を感じない。
同じ技術を使った、超高性能・超高信頼性の120Gバイトのディスクとかなら買うかもしれないけど、RAID1+リモートレプリとか言われない限りは手を出したくない製品。ハードディスクはメンテの効かないメカものである、すなわち生ものであるということで、故障を勘定に入れない製品というのはどうだろう、とつい悩んでしまうのは、サーバサイドIT技術者の悪い癖なのだろうか。

寒さ対策しっかりねー!

2007年1月8日 月曜日

konozamaでも取り扱っていない商品があるのだなぁ、と思いつつ。

「ターボセル ハイウェスト」というダイエット用スパッツを最近着用している。
ただし、ダイエットのためではない(いや、体重と体脂肪は気になっているのだけれど……)。

理由をお考えいただこう。
ヒント1:ターボセル公式サイト
ヒント2:ターボセル販売店サイト

では解答。

保温効果に優れたインナーゆえ、防寒のための着衣として最適であるため。
いや、これがマジ暖かいんですわ、冬の間はもう手放せません。脱いだときが冷たいんですが、これはしゃーない、ということで。

一枚一万五千円と大変お高いアイテムではありますが、それだけの価値はあるかなと思っています。
来年以降、毎年これ買いそうな気がする……お金大丈夫かなぁ?(笑)

解決:瑞穂きゅんコスの状況はさらなる複雑さを秘める

2007年1月2日 火曜日

正月から挨拶もせずに考察を続ける。

男性による女装キャラコスプレが女装か否か、という話題を先日取り上げたが、これについては概念を二つに分割することで解決することが出来る。

すなわち、「男装・女装」と「キャラコス」を明確に分離することだ。たとえば、瑞穂きゅんや準にゃんのコスの場合は、「女装」であり、「男性キャラコス」である。

前述のエントリーに沿って考えるならば、レイヤー2とレイヤー3の関係は無視して、あくまでレイヤー1とレイヤー2あるいはレイヤー3の関係に絞って考えればよいのだ。

レイヤー1とレイヤー2の間で考えるならば、「男性キャラコス・女性キャラコス」だけが概念として存在し、レイヤー1とレイヤー3の間で考えるならば、「男装・女装」だけが概念として存在する。

この概念を用いると、次のような複雑な問題もすっきり解決することができる。

たくみさんに質問。男の子が女装して学校に通っていて、男装キャラをやる。(瑞穂ちゃん@学院祭)というのを女の子がやるとどうなるのでしょうー
あまの めぐみ、おとボクまとめサイトチャットの発言から

前述のレイヤー構造でこの問題を考えると、
レイヤー1:女の子
レイヤー2:瑞穂きゅん
レイヤー2.5:お姉さま
レイヤー3:ロミオ
の4つのレイヤーが存在する。

# ここで、さらに劇中劇でロミオがジュリエットコスをするなどのシチュエーションが存在すると仮定した場合、
# レイヤー1:女の子
# レイヤー2:瑞穂きゅん
# レイヤー2.3:お姉さま
# レイヤー2.7:ロミオ
# レイヤー3:ジュリエット
# の5層となり、さらに奇怪な解析が必要となる。実際の劇ではこのようなシチュエーションが存在しないので考える必要はないかもしれないが、応用なども考えると考察する価値はある。

このとき、レイヤー2.5である「お姉さま」の扱いが非常に難しい(レイヤー2と3の間で、性別概念が2回ひっくり返る)ため、解析は非常に難しいものとなるが、レイヤー1とのインタフェースのみに着目することで、この複雑な問題を概念として回避することができる。

すなわち、問題に掲げられた状況は、「女性による男装」であり「女性による男性キャラコス」ということに他ならない。
# #で区切った5層の状況は、「女性による女装」であり「女性による男性キャラコス」と言うことが出来る。

さて、概念を分割したところで、結局女装は女装じゃねーか! という結論に落ち込んでしまったわけですが、男性キャラコスであることから、どこまでコスプレの正当性を主張可能か、という点が次の課題になるといえましょう。
もちろん、女性による男装および女装、男性による男装を認めておきながら、男性による女装を認めない現状の社会をヲタクの側から変革していくことも重要と思われますが、いきなり高いハードルを課するよりは、まずは低い概念を認めさせることが大切でしょう。

……そこまでして女装せんでもええやん、というツッコミは禁止ね(笑)