日立が1TバイトのHDDを販売するとのプレス発表。
個人的には、記録密度が上がるのは非常に楽しみではあるが、記録容量をわざわざ増やさなくてもいいではないか、と思ってしまう。
単体のHDDで1Tなどの超大容量を確保したとして、ディスク故障時に吹き飛ぶデータの容量は膨大なものになる。
また、ディスクリカバリーにかける時間も多く掛かってしまうため、ディスク単体で1Tバイトという容量には全く魅力を感じない。
同じ技術を使った、超高性能・超高信頼性の120Gバイトのディスクとかなら買うかもしれないけど、RAID1+リモートレプリとか言われない限りは手を出したくない製品。ハードディスクはメンテの効かないメカものである、すなわち生ものであるということで、故障を勘定に入れない製品というのはどうだろう、とつい悩んでしまうのは、サーバサイドIT技術者の悪い癖なのだろうか。