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恋できない乙女と仕事の楯

2007年9月22日 土曜日

恋する乙女と守護の楯
恋する乙女と守護の楯

Axl-Softの発売したゲーム「恋する乙女と守護の楯」、通称「恋楯」について、一点だけ腑に落ちないところがあった。

キャラも良い。
シナリオも良い。
シチュエーションも良い。
ネタも良い。
イラストも良い。
音楽も良い。
システムも良い。
なのに、なんでこの作品が好きになれなかったんだろう。

その答えを、やっと見つけることが出来た。

結論だけを先に書くと、恋楯はおとボクをさらにエロゲー側に寄せたタイプのゲームであることが分かった。
造りもしっかりしているので、「興味の問題で自分内評価は低いが、それでも他人には強くお勧めできる」ゲームとして評価を残せるものだ。
ただ、私にとってストライクゾーンからは外れていた、それだけの話である。

以下、上記結論に至った根拠を示すが、おとボク・恋楯のネタバレを中心に、いろいろと独善的な意見や言い回し等があるので注意。

(さらに…)

C72参加体験記

2007年8月28日 火曜日

[8/20 8:27場所確保]
最近の日記の通り、コミケに参加してきました。
あとで詳しいことは書きます。

[8/22 21:16 一日目体験記]
一日目にあたって、前日徹夜で原稿をやっていたため、頭が働かない。いろいろと細かい忘れ物が多かった。
仕方がないのでマリみて島のような複雑な仕事は諦めて、雛札の新作40パック(2種類×(3セット×6人 + 1セット×2人))に挑む。
12限を4周のところ、3周めの隣の人にお願いして4パックを肩代わりしていただき、3周でクリア。
身内のサークルスペースに新作を(自分の分以外)置いて、今度はマリみて島へ。クレシェンドのおとボク新刊を確保しつつ、てきとーに見て回って、目に付いたものを購入。
ここで、本日はミッションコンプリート。
その後、コスプレ広場の様子を見に行ったが、猛暑。マジ猛暑。この時点ではおとボクコスもいなかったところ、ありえない暑さゆえ引き返そうとした……が、西ホールへ入る列に遮られ、コスプレ広場をもう一周。西ホール列にすら並べないってどういうことだ orz

へろへろになった状態で、いつものたまり場へ。
一人ではまともに帰れる気がしなかったので、☆さん、Qさんと一緒に東京駅→カレー食って中央線で帰宅。京王線とか考えてたらきっと死んでたな……。

[8/28 22:47 三日目体験記]
二日目は会場に行かず、三日目売り子の方々にコミケ講習。その後、夕方からコピー誌を製本。
準備もろもろに思いの外時間を取られたところで、睡眠不足にて参加。
<共同購入のピーク 〜10:30>
早めに入場し、サークルの準備。売り子の方々には暇と文句を言われたが、スペース設営→コス→POP準備→共同購入打ち合わせ、と、10時までの時間をフルに使い果たす。そして、初手「ぷりん横丁」、第2手目「娘々倶楽部」ともに15部ずつ確保(これだけ確保して全部身内で捌ける予定ってどーいうことだw)。両サークルともに女性サークルで、購入時にコスを誉められたのが非常にうれしかった(お世辞の可能性は窓から投げ捨てておく)。
その後、依頼された分も含みおとボク島を買いあさる。身内の作品を購入する分については殆ど取り逃したが、後日フォローできたので結果オーライ(というか、後日フォローを期待して見逃していた面もある……)。

<中間>
サークルに戻ったところ、売り子がふたりとも楽しんでいるようで、とりあえずお任せしてコスプレスペースを回るが収穫なし。
てきとーなときに帰ってきて、売り子を代わってからスペースでまったり。半分寝ていたとも言う……orz。
そのなかで、奏ちゃんのコスをしている方がいらしたので、奏ちゃんのカードが書かれたシートを手渡す。奏ちゃんかわいいよ奏ちゃん。
来ていただいた方には申し訳ありませんでした。

<コスプレのピーク 〜15:00>
売り子だったふたりが、見て回るのに飽きたらしく、13:00くらいに戻ってきた。そんなわけで、私はコスプレ広場へ再度赴き、いろいろと見て回る。
14時を過ぎた頃、コスプレ広場でまったりしていると、前述の奏ちゃんと再会できたので、合わせで写真を撮る。(こういうとき、合わせられるのがコスの素晴らしいところ。ただのカメコだと、こうはいかないんだよね……)
その後、まとめサイトの中の人に呼び出されて広場内を移動すると、先ほどの奏ちゃんを含んだ6名ほどのおとボクコスプレな方々がいらしたので、写真を数枚いただいてから輪に加わる。
しばらくカメラに囲まれた後(7人の合わせは迫力ある……)、めがね紫苑さんと合流。挨拶だけ済ませると、14:50。
もう少しゆっくりしたいところだったが、更衣室の時間が迫っていたのでここで退場。荷物さえ持ってきていればと後悔した瞬間だった。

<終了後>
うちのサークルの撤収は早々に済ませて、身内のサークルの撤収をヲチする。オフセ本が段ボール数個とか、やってみたいなぁ……。
撤収完了後、共同購入のものを分けてから打ち上げへ。仕事を終えた後のお酒は美味しかった。相変わらず、あんまし飲めなかったけど。

そして現在、仕事で薄められた「コミケ4日め」を堪能している最中でございます。コミケ4日目を抜け出すためのタスクはあとふたつ……。

カナコミ

2007年6月11日 月曜日

サークル「美術部」は、新世界の神になる。(挨拶)

というわけで、カナコミに行って参りました。

まずは、カタログ。
事前に入手していたものだが、パンフレットのクォリティを超えている。サークルカットの『縦長』を活かしたサークルが多くいることを中心に、大半のページが可南子ネタ満載。

次に、サークルさん。
どこのサークルも、可南子メインの新刊をきっちりと用意してきている。可南子じゃない新刊持ってきました、というサークルさんはついぞ見かけなかった(気にならなかっただけかもしれないが)。
そのおかげか、どこも人気が高く、コピー本を持ってきたサークルさんは、短時間での売り切れが続発していた。

企画「カナコミュージアム」。
とにかく細かい。オフィシャルグッズから、火星の解説から、どの展示も可南子への愛が詰まってる。カタログで予告されていた針金の展示も当然ありました(笑)。
とくに目を引いたのは、コミック版マリみての「白き花びら」と、中央の床。前者は、聖の名台詞にあわせて、可南子の後ろ姿がイラストに描かれているというもの。後者は、ミュージアムの何もないと思わせるところに、きっちり仕込んである反復横跳びのテープ(特別でないただの一日)。
この企画に、私は神の姿をかいま見た。

そして、館内放送。
買い物を終えて、ぼけーっとしている私の耳に、突如聞こえた館内放送。
「お客様に、迷子のお知らせを致します」……オンリーイベントで迷子!?
「東京都から来ました、細川可南子さん、ファンの皆様がお待ちです。至急、原作に帰ってきて〜〜!!!」
館内を爆笑と賞賛の渦に巻き込んだこの放送を、僕は決して忘れない。

で、知り合いが可南子コスでスタッフをやっていたので、休憩を頂いてプチ撮影会。レイヤーさんの身長と可南子の等身大POPの大きさが近かったため、いい写真が撮れました。一人相手に20枚近くのシャッターを切るなんて、初めてじゃなかったかなぁ……。

企画もの2。
カタログの最終ページに記載されていた、『 可南個』と書かれたメモスペース。ゲームの内容は、『カタログにあった可南子マークの個数をこのスペースに書け』というもの。
答えを見せて可南子ちゃんの金太郎飴(アリスじゃないよ)を貰いながら、ゲームのネタのうまさを存分に味わっていた。カタログ一冊でここまで楽しませるとは、まさに斜め上。

で、アフターに出なかった私は、最後に記念品だけ買って帰った。記念品のポストカード(売り切れにて入手失敗)とうちわには、観光名所よろしく「カナコミに行ってきました。」と書かれていた。
この一文に光るセンスが、カナコミの総まとめとしてふさわしいと、脱帽するしかなかった。

主催者とサークルとスタッフがここまでキャラのために一丸となっているイベントを私は知らない。
この日、細川可南子の頭上に神が舞い降りたと宣言して、これを疑うものは誰もいないに違いない。

蛇足)その後
カナコミ会場で偶然お会いした知り合いのカメラマンさんと、秋葉原→新宿へと繰り出す。グレースコートでシスター服を堪能しながら昼飯をいただき、アイマス(彼)→QMA(私)→とゲーセンを渡り歩いた後、軽くアキバでショッピングしてから新宿へ。
目的のゲーセンが混雑していたため、新宿のメイドカフェに入ってみたところ、カウンター席オンリーのカフェと判明(メイド居酒屋に多いスタイル?)。店員さんとヲタ話に花を咲かせていたところおとボクの話が出てきたところで、上記カメラマンさんに、私のJ(略)姿を晒される。ただ、メイドさんに毛嫌いされたわけではないので、まあよしとしておこう。

ここで打ち上げはお開きとし、地元に帰ってメガテリヤキを頂いた後、ゲーセンでQMAを探す。ここのゲーセンは、前にDDRを探して失敗し、仕方なくビーマニを叩いて帰った悲しい記憶がある場所だったのだが。
……やっぱりないっす。IM@Sも三戦もあるのに、なんでQMAがないんじゃぁ…… orz

無茶すんなコスカwww

2007年5月27日 日曜日

夜コスカ行ってきました。

結論:同人誌禁止でおながいします。

タイムスケジュール
20:30 イベント会場に「わざと1時間遅れて」到着。ちょうど最後尾列が「飲み屋の看板が掛かっている階段に」飲み込まれたところを追いつく。

20:50 やっと入場。カタログ頒布が入場時だったので、入場待ちのときにサークルチェックしようとしていた目論見が崩れる。

21:00 カタログチェックをする場所もないので、ふらっと全体を見て回る。会場を分断する階段と、会場の暗さ、サークル間の通路の狭さに辟易する。

21:10 最後尾看板に惹かれて、E19 LyricalMagicalに並ぶ。ここでやっとカタログチェック。

21:30 並び終わり。並んでいる間に、D29 Fluitasがおとボクコピー本を出しているとのサークルカットを発見したので、行ってみるが、撤収直前(とうの昔に完売済み)だったので入手失敗。次のイベントの予定もないようで orz

21:45 おとボクの知り合いと合流し、そのままコスプレ登録へ。女装コスの可否をきっちり確認した後、瑞穂きゅんコスを決行する。その後、マリみての知り合いにメールを投げつつまったりとおとボクチャットを(なぜ。

22:15 マリみての知り合いと連絡がとれたので、おとボクの知り合いと別れてそちらへ合流。メンバーの一人、レイヤーの女性のメイド服が可愛く、お嬢さまコス(ちょwww)の私と良い感じに合わせ写真を撮れたのが幸い。私のカメラじゃない(メンバーの別の方が、コスプレ写真を撮るのがすごく上手なカメラマンさんだった)ので、データをお見せすることはできない。
 その後、私目当てにカメラマンさんが一人いらしたりして、思った以上に充実した時間だった。

23:00 撤収。化粧落としを買い忘れた事実に今更気がつき、コンビニも遠いので地元駅まで化粧しながら撤収。マリみての知り合いの方々曰く「いけるいける」とのことだったが、罰ゲームの雰囲気は否めなかった。

総評
情報公開と安全管理さえきっちりやってくれれば、楽しいイベントにはなったと思う。しかし、同人誌即売会の最大の問題は上記2点なわけで、あの場で同人誌を売ること自体が失敗だったと言わざるを得ない。コスプレ撮影会や壇上イベントなんかは盛り上がっていてすごく良い感じだったので、次やるときは是非、同人誌を扱わないでいただきたい。

都産祭 5/3な日記

2007年5月4日 金曜日

午後入りくらいの気持ちでゆっくり行ってみる。
知り合いと会う予定だったところ、ケータイを忘れて痛い目を見たのはお約束か。

Lilyyan Festival
 Seventh Revolutionのコピー本、身内(NAONORTH野イチゴチャンネル)のペーパーをいただいて、ラストはマズルカSTEPの瞳子おめでとう本(フライング版)を1個取得。
 マズルカSTEPの瞳子おめでとう本には72名の参加者がいらっしゃるらしく、より本格的なおめでとう本が執筆されるらしい。原作で不吉な予言がなされているが、予言の対象が姉妹宣言ではないと祈りたい一心である。

のいぢ・まにあっくす2
ふらっと見て回っていたところ、からくり屋のハルヒ&アカギ本に魂を持って行かれる。

乙女の戦場
こちらもふらっと見て回っていたところ、からふるソーダが配布しているカードのイラストがなかなか素敵だったので、コピー本の中身を拝見。孫権×曹操の百合イラストを見た瞬間、お財布から100円が消えていた。

<その後>
身内と連れだって、御徒町でカラオケを2時間ほど。
マリみてOVAの曲を歌おうとして、
1)さくらんぼキッスがKOTOKOだと知った
2)カップリング曲である月夜の舞踏会を歌った。こちらではなく、Charcher〜シャルシェ〜がOVAの曲と確認したのは翌日朝のこと。
とか寄り道していたのはネタ。

さらに、時間が余ったので秋葉原探索。メロンを出発点に、コスメイト、ホワイトキャンバス、メッセなど、ヲタとしての楽しみを満喫しつつ時間を潰す。
予定時間となったところで別行動隊と合流、予定していたセントグレースコートへと到着。シックな白黒のシスター服が素敵な飲み屋さんで、アカギネタに食いついてくるシスターとか、かなり気さくに話せるお店でした。
アルコール度数の高いお酒を注文してしまい、gdgdに酔っぱらってしまったものの、話もはずんだ、良いお酒の席でした。

乃梨子の世界 ――Perfect Cherry Blossom――

2006年10月4日 水曜日

マリア様がみてる (大きな扉小さな鍵)
マリア様がみてる (大きな扉小さな鍵)
今野 緒雪

乃梨子がいれば、それでいい。
そう思えた。

予定の狂ってしまった緒雪さんには申し訳ないけど、あれが正解だ。

パンツは布です。

2006年7月8日 土曜日

パンツは布ですのガイドライン
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/gline/1073231808/638
より。

638 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:04/12/17 00:43:33 ID:wlVKeLOr
私は薔薇さまの妹になりたいとかあんまし思わないんですが、
なんで世の一年生は祐巳さま由乃さまとかを珍重するのでしょうか。天然じゃん。
わかんない。乃梨子さんとかもわかんない。仏像マニアじゃ得るものが少ないと思います。
したがってリリアンかわら版に載ってる薔薇様をメインテーマにした取材というか
シリーズ・薔薇の名前もよくわかりません。たかが一つ上の先輩です。

さらにそもそも祐巳さまはなぜ祥子さまの妹になれたりするのですか。
あまつさえ喧嘩したかと思ったら固い絆で結ばれたりするのですか。私は大反対でしたが。
いま賛成なのは祐巳さまが祥子さまの妹だからじゃないです。なんとなくいいからです。
私は祐巳さまの無防備な顔とかそういうものは大好きです。

いや問題なのは祐巳さまではなくて薔薇さまです。
祐巳さまじゃなくてもかまいませんが、やっぱり紅薔薇だと思います。

いやそうではなくて、なぜ祐巳さまが、歴代と違って親しみ易さが人気の紅薔薇のつぼみなのかということです。
私は口では反対してますが賛成です。

すいません。まちがいました。もういいです。

これはいい瞳子ちゃんですね。
まさか、支離滅裂な論旨展開が面白いテンプレからツンデレが出てくるとは。

(さらに…)

マリア様が私の考えも見抜いてる

2006年7月2日 日曜日

マリア様がみてる (仮面のアクトレス)
マリア様がみてる (仮面のアクトレス)
今野 緒雪

……えっと、何の冗談?
私が隠していた、「特別でないただの一日」を読んだ後にしていた「予想」、きっちり当たってるじゃん。

(以下ネタばれ注意……といっても、さすがに三日あいてるし、いいよね。)

(さらに…)