自宅待機命令

2009年10月7日

インフルエンザの脅威がとうとう我が家にも。

寮の後輩がインフルエンザにかかったそうで、明日の自宅待機が決まる。
やることも寝ることもいくらでもあるが、外に出てはならない。

まあ、仕事は今日のうちに一段落つけておいたので、(上司が死にかける以外は)特に問題あるまい。

降って湧いた休みとはいえ、ここで体調管理に失敗したら元も子もない。
健康は何よりも重要、待機中も気をつけよう。

「読む」の英訳に「predict」は必須だと思うんだ

2009年10月5日

さすがに、原稿抱えて2日連続(打ち上げも含めて3日連続)は厳しいと思うんだ……

なお、本日記を書くために過ごしていた数日間は睡眠不足のため、細部が異なる場合がありますのでご了承下さい。

・前提状況
 原稿が下書きまでしか終わってねぇ。

・10/2(Fri)
 会社の部署での、期末飲みで幹事やらされる。連絡とかタイミングとか、ミスばっかり……

・10/3(Sat)朝~昼
 原稿に必死。だが、ペン入れが1ページ残る。

・10/3(Sat)夕方
 同期飲み。一次会だけ飲んでとっとと退散。主役に挨拶すらしてねぇ……

・10/3(Sat)深夜
 原稿ペン入れ完了。
 取り込んで写植……と思ったが、写植貼るのも厳しい(トランプ用フォントを用意していなかった)ので手書きで科白とか書く。
 印刷開始後、表紙絵を描いてないことに気がついたので速攻対応。
 ……とかやってるうちに、太陽が見えてきた。

・10/4(Sun)早朝
 太陽が見えてきたところで、製本開始。
 製本終了したところで、寝ると(社会的な意味で)死ぬので、早めに家を出る。
 ホテル京王線でゆっくり寝ていってね!

 というわけで、やってきました綿商会館。

・おボクさまが見てる? @準備
 サークル入場時間より1時間早く着いたので、荷物の置き場所を造りがてら設営を手伝う。
 この時点で眠気はない(眠気を通り越してハイになってるとも云う)。
 以下、サークルさんは敬称略。

 机と椅子を並べて、サークルカットを机にぺたぺたしたところで10時ちょっと過ぎ。
 会場を一旦出て、Qさんを迎えてサークル入場。サークルの荷物は全てスペースに到着済みw

 さっくりとサークル設営。いつものネタを入れつつ仕上げる。
 サークルレイアウト的に、B5のコピー本は3冊が限界と痛感。これ以上置くにはスタンドなどが必要。

 そして、お隣権限を利用して、Undutifulness、せみらぶの新刊をそれぞれ取得。初心者Aさん、宇壬音古さん、新刊交換ありがとうございました。

・おボクさまが見てる? @買い物フェーズ
 設営時間の残りをじっくりと使い、巡回コースを見定める。一見したところ、ネックはユリカモメ館と彩也学園。
 熟考の末、初手は乙女のエデンと決定(2手目の彩也学園を選択)。
 ここから、にっちょ⇒青のちきゅう // 日常生活向上委員会⇒ユリカモメ館と進む。この時点で既刊まりほり&おとボク本は売り切れていた。
 委託販売スタッフやってたtakayanさんに買い物を頼まれそうになったので、一瞬だけスタッフ(委託売り子)にチェンジ。帰ってきたところで恵女OG(委託)⇒夢見島⇒たまらんち⇒ローゼンクロイツ⇒蒼水。
 そして、むげんれんさ……あれ、一般参加の人(IZUNAさん)が製本してるよ? というわけで、販売時間を早めるため製本を手伝う。販売開始した直後に列が出来たので、列を整理して、最後尾看板を用意してから並ぶ(結果的に最後尾看板は無駄だったが)。
 飲み物でも買って一休みしたところで、売り子のQさんはお役ご免。手伝いありがとー。

・またーり時間
 アイマスDSの涼×真創造祭演劇「ロミオとジュリエット」で色紙を書いてみたり、クイズを解答したり、ブロックノートをまわしたりしていた。(ブロックノートは回りきっていなかったようだったが……)。

 ★お隣こと、UndutifulnessのPOPですげーのがあった。「ヨダ紫苑さんのこけし」、しかもおとボク発売よりはるか昔に製作されたもの。

 ★1時頃、たまらんちのお二人がNDSを縦持ちしてた(ように見えた)ので、紫苑さまの色紙を頼んだ。神保玉蘭さん、家宝をありがとうございました。

 ★むげんれんさにて、抱き枕カバーのオークション(部分屋の委託)。上位4名のオークションだったが、競合なくそのままげっと。

 ★恒例のポーション早飲み大会、とうとうポーションがなくなった様子。

 なお、サークルの戦績は、新刊13冊、既刊1冊。いつもなら20冊くらいはいけるが、今回は絶対の客数が少なかった様子。TGSとかハヤテオンリーとか、競合イベント多かったからなぁ……。

・アフター
 自分のスペースを撤収してアフターに備えていたところ、クレシェンドにて新刊コピー本の製本が始まったので、手伝ってみた。
 クレシェンドのお二人に加え、有志が7人くらい(か?)のマンパワーで、コピー本の製本が速攻終了する。
 私も含め、手伝った有志たちはクレシェンド新刊コピー本の優先販売権にウマウマした(無償配布すると仰っていただいたが、私も含め誰も聞いちゃいなかった)。
 はい、マジでいいイラスト本でした。

 アフターはいつものとおり、クイズの解答から。
 今回、一番悩んだ設問が以下。

 【おまけ】問2 最近、女装少年系のキャラクターが出てくる作品が、漫画、ラノベ、ゲームなどでやたらと目立ちますが、あなたが「おとボク」あるいは「瑞穂ちゃん」を他人に勧めるにあたって、ここが違うからイイ! と思っているポイントはどこでしょう?

 女装少年系の作品が乱立する中で、おとボクの特徴である「主人公の成長物語」「誰よりも女らしい男の娘が、ごくまれに見せる男らしさ」「ヒロインやサブキャラクターとの、女同士の友情」などと云った基本的なアピールポイントは、他にも満たしている作品が多く出現している状況で何を書けるのか。
 悩んだ末に、私がたどり着いた答えは、「慈悲と寛容の心に包まれた、ゆったりとした雰囲気」。
 どうやら、正解の一つとして認められた様子でほっとしている。

 アフターはイラストコンテスト・キャラコンテスト・ケーキ・じゃんけん大会の順番。
 イラストコンテストは、彩也さんのけいおん風貴子さんに投票した。ネタとイラストのバランスが高いレベルで均衡してるのが素敵。
 ケーキは、余ったショートケーキをいただいたが、普通に美味しかった。
 じゃんけん大会は、勝者がひたすら偏る、偏る。色紙打ち止めの対象者が5人って……。
 私の色紙は、宇壬音古さんに貰われていきました。笑っていただけただろうか?
 そして、まりやスキーさんは神に選ばれたエンターティナーであることを再確認。乙女のエデン・MIYUさん色紙(まりや)は「3人でも大じゃんけん続ける」と宣言しておきながら2人残す、瑞穂ノ為ノ此ノ命・IZUNAさん色紙(まりや@ヤマジュン風)を全滅させて取るとか。

・打ち上げ
 アキバ東方見聞録にて、おとボクチャットメンバーで打ち上げ。体力の限界を迎えているメンバーがやたらと多かったのは気のせいではあるまい。
 打ち上げ後、アキバ巡回についていこうとしたが、睡眠不足から来る腹痛でダウン。ホテル都営新宿線とホテル京王線を使って細切れの睡眠時間を稼ぎ、なんとか自宅までたどり着く。当日夜にまとめチャットにいらした皆様、体調不良につきまともにお話しできなくて申し訳ありませんでした。

・まとめ
 活動は計画的に。じゃないと、いつか大事故起こすぜ俺…… orz

ボクみて10おしながき

2009年10月4日

新刊上がる確信がやっと持てました(←ということは、現在完成していない)ので、告知します。

おボクさまがみてる?10 Trade-Wind

新刊 「裏・私たちの十月革命」 ¥100
既刊 「処女はお姉さまに恋してる」 ¥100

既刊これ以外はフィーリングで。
さて、未来の自分に完成させるとお約束したことだし、ふぁいとだーっ!

お約束とは、王道にして覇道。

2009年9月23日

に続き、愛と絵理もプレイ。
他にやることあるだろうって? 我慢できるかっ!!!!

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女装少年には、王道ストーリーがよく似合う。

2009年9月21日

……うん。
アイマスDS、どうしても我慢できなかったんだ orz

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はい、問答無用で涼でプレイしてきました。
以下、大筋においてネタバレ。
ただし、ストーリーのキーポイントに関する詳細は伏せたつもりなので、読んだ後も楽しめるように書けているはず?

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萌缶チャット テストプレイ

2009年9月19日
モエかんお絵かきチャット・中途ログ

モエかんお絵かきチャット・中途ログ

日記を始める前に:
(1)「モエかん」に変な漢字を当てるとぐぐれなくなるんで注意する。でもケロQ作品と分かっていればググる必要はどこにもないw
(2)お絵かきチャットの雰囲気を伝えるため、無許可でイラストの全体掲載してます。問題ありましたら速攻取り下げますので、※ください。>れんぢさん他関係各位

おとボク関連で時折お世話になっている碧津れんぢさんがお絵かきチャットを主催していたので行ってみた。

チャット内で、モエかんがケロQ系列だという事実に今更気がつき、Amazonでポチってみた。

上記は、Amazonポチった記念に書いた冬葉(左)と、それに対する鈴希のツッコミ(中。画:れんぢさん)。イラストで「会話できる/雰囲気が伝染する」のは、お絵かきチャット特有の魅力だよなぁ、と強く感じた次第。

1時間くらい滞在したところで、10/4向け原稿をやるため退散。
ちょうどブラウザが重くなってきたところだったが、閉じたらブラウザがまた軽くなる。以前、RO関連メンバーで「牛丼」なるP2P系お絵かきチャットを使ったときにはこんなこと無かったので、たぶんAppletの問題。
今回使ったタカミンお絵かきチャットは、描画ログをリアルタイム保存してる様子があったので、それが原因だろうと推測するが、「あんまり長くやると身体に悪いよ」という警告だと受け止めておくw。

久々に、掛け値なしで「イラストを描くこと」そのものを楽しめたと思う。場を提供してくれたれんぢさん、および、関係各位に感謝。
というわけで、モエかんのAmazonリンクを下においておくんで、ご興味のある方はポチるといいと思うよ。

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バカが時代を作る

2009年9月14日

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おすすめ度:★★★★☆

ラノベとかのお気に入りで、人に対して素直に「読め」と思える作品。
設定からキャラからストーリーから、よくもこれだけおいしい作品を作れたものだと感心する。

詳しくは伏せるが、主人公たちみんな頭悪いんですが、それを補って余りあるほど魅力的。
行動がワンパターンではあるものの、環境をうまく変えることで飽きさせない。
一芸に秀でて多芸に通ず強さは見習いたいところ。

また、「バカである」が故に、幕間の問題&回答が面白くて仕方がない。
誤答って確かに性格でるなぁ、と思った次第。
ちなみに、個人的に一番ヒットした答えは「およそ③」。

どうやらアニメになるらしいが、アニメ化で魅力を失いにくい物語構造をしているので、安心して楽しみたいと思っている。

……数学の問題を、さっぱり解けなくなってる自分に絶望しつつ〆。

単語主義と文脈主義

2009年9月13日

人の振る舞いや言葉は、発信者の意図にかかわらず、解釈は全て受信者によってのみ行われる。

つまり、発信者の行動や言葉が発信者の意図通りに解釈されるなんてことは絶対にあり得ない、ということを、議論・行動・生活の前提に置く必要がある。

ということを、最近とみに感じる。……泣いても、いいですかね。

・麻雀関連
 「だらだら遊ぶ」という言葉は、単語のイメージで読むと、それ自身が自己矛盾を起こしている。
 「だらだら」⇒長時間手を抜いて、「遊ぶ」⇒主体的に全力で取り組む、のイメージがあるためである。
 この場合、解釈の方法として、「だらだら」か「遊ぶ」の、どちらかの意味を縮小しないと通じない。

 縮小例1)「だらだら」⇒長時間 (「手を抜いて」を削除)
 縮小例2)「遊ぶ」⇒取り組む (「主体的に」と「全力で」を削除)

 どっちを削除するかは文脈次第だったりするが、発信者=前者、受信者=後者だったりすると、
 「長時間、主体的に全力で取り組む」⇒「長時間手を抜いて取り組む」、として、姿勢として全く逆のとらえ方になる。

演習課題1)上記と同じ形で「まったり楽しむ」の矛盾構造を解釈し、異なる複数の意味を導出しなさい。

・親戚による婚活カウンセリング
 「産む機械」発言を、本当に「産む機械」と読むような文章読解の手法が、世の中では存外広く用いられているらしい。
 ふざけるなとか半分思うものの、そういう読み方を出来なかったゆえに、人を傷つけたという事実は揺るがない。
# そういう読み方は経験次第でいくらでも身につくらしい。この手の「どうとでもとれる」読み方から本心を読み取れ……って、それすでに文章読解じゃねーから、とか思うんだが世の中では「わかりやすい文章読解」らしい orz

 また、私に対する評価と私のセルフイメージは、どうしようもなく異なる物の様子。セルフイメージ「鋭く尖る論客」に対し、親戚の評価「おおらかで頼れる聴き手」……一応理屈は通るが、私には「考え込むと表情が怖い」性質があるようで、普通に行動していると「よくわからないうちに逆鱗に触れている」と解釈される可能性がある。どーせいと。

演習問題2)セルフイメージ「鋭く尖る論客」から発生し、外部評価「おおらかで頼れる聴き手」に至るための行動パターンを考察せよ。

・その他日記っぽいこと
 午前中、寮の自治会の役員会やってました。やっと会長を降りる道筋が立った……。
 午後いち、先輩方の寄付(寮の備品)である麻雀牌を整頓しながら次期自治会長と雑談しているとき、彼の決意を聞いた。「後輩もっと使いますよ」。その言葉を聞いて、自治会長としての私の成果と課題をよく見てくれてたんだなぁ、と実感。晶子(姉)に惚れる聖佳さまって、こんな心境だったのかねぇ……。

 その後、移動しながらバカテス1巻読む。数学の問題「4 sin X + 3 cos 3X = 2; Xの値を求めよ」の解き方をじっくり考えたが、結局分からず悔しい思いをした(答えの確認はすぐ出来るんだけどね……)。数学ガールに毒されてるなぁ、とか思いつつ。

 移動した先で、婚活関連のカウンセリングを受ける……と言っても相手は親戚。こちらとしては幼少時代から見て貰っている相手だったりするので、だいぶ話しやすかったりもする。
 自分の「アンチ常識」の行きすぎ感に辟易しながらも、この考えから逃れられない自分の姿を再発見する。幸せな老夫婦を見て危機感しか感じない、というのはさすがに自分の感覚がおかしい。(私の感覚を理解するためには、情報処理試験で「直列システムの信頼性」の問題を解いてください。ぐぐれば出てきます)
 ……のは分かってるんだが、感覚というのは錯覚でない限り、自分の中で絶対のもの。自分の中で消化していかない限り、

 感覚を変えていく、常識を変えていく、意識を変えていく。

 「ふたりはひとりよりもまさっている」(伝道者の書4:1-16)という言葉に、無条件で同意できるようになったそのときに私の自分改革は始まるのだろうか。

カウンセラーの聴く力

2009年9月10日

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おすすめ度:★☆☆☆☆

婚活関連で、結婚相談所の人に勧められて読んでみた。

読み終わって真っ先に出てきた感想。
意識しただけで出来たら苦労しないよっ!!!

内容としては、よく言われるレベルであるところの、
・相手の言葉を引き出す、うまい質問をしましょう
・相手にうまくしゃべって貰えるような、いい相づちを打ちましょう
とかそんな感じ。

頭では分かってるんだって!!

出来ないだけなんだって!!(T_T

相手の話に質問を返せるだけの常識力がないだけなんだって!! (π_π

また、「質問するだけで話の流れをコントロールする」に飽きたらず、「質問だけで会話の結果や、人の成長さえコントロールする」例まで紹介されていて、なるほど奥が深いと思ったが、これを実践できるようになるには、相当の年月が必要だろうなと思った次第。

というわけで、本書は名書だと確信するが、☆2つを渡せなかったのは、差し迫った問題に対処する手だてを求めた私の心理状態が原因に他ならない。
本書は「後の三巡十年を買う」書としておすすめしたいが、即効性はほぼゼロに等しい点、注意が必要。カウンセリングの訓練手法をそのまま日常会話に取り入れたら気味が悪くて仕方ない。

菅野たくみの「花乙女の源流探訪」

2009年9月9日

「花と乙女に祝福を」(ensemble、2009。以下、はなおとと略す)は、主人公が女装少年のエロゲーを研究し尽くした、金字塔とも言える作品である。
そして、はなおとの源流として、強く流れを汲むと推定される作品が、以下の3つである。

・処女はお姉さまに恋してる(キャラメルBOX、2005)
・恋する乙女と守護の楯(AXL、2007)
・オト☆プリ~恋せよ!乙女王子様♪ドキドキウェディングベル~(しゃくなげ、2008)

というわけで、はなおとに影響を与えた最新であろう作品として、オト☆プリをプレイしてきました。

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以下、感想&考察メモ。

<雰囲気>
 序盤のまったりした雰囲気が最後まで継続するところは個人的に大好き。
 どのヒロインを選んでも、他のヒロインがサブヒロインとして効いてくる構成はおとボクと似て好きな構成。

<システム>
 Windowsユーザとしては非常に遊びやすい。
 ただ、不法コピー対策にDVD-ROMスロットが占拠されてて認証がうるさい&遅いのはもったいないと思う。
 あと、ウィンドウ非アクティブでゲーム進まなくなるのはいくない仕様だと思うんだ……

<主人公・大山瑠偉>
 生真面目だが、ひたすら流されやすい。
 女装少年ものエロゲの特徴である、ヒロイン主導+主人公成長型の主人公としてぴったりの性格。
 ピンポイントで見せる男らしさにしびれる。

<秋山美冬>
 幼なじみにして、頼れるお姉さま。個人的に本作一押し。
 一番最初にプレイして、問題抱えてるなぁ……と思ってたら実はヒロインの中で一番傷の浅いキャラだった。
 鈍感なボーイッシュ少女、かわええのぉ……。

<剣菱精華>
 こわれもの注意。つか、一家全部壊れてる。
 デレデレバカップルを堪能したい人にお勧め。おとボクの貴子シナリオをやり過ぎるとこうなる。

<三和琥珀>
 典型的な子供。だが、それゆえに館全体のムードメーカーともなり、スネーク蛇山さんが彼女を気に掛ける理由も解る。
 エンディングは必見。悩み考える時間のつらさと尊さ、人の温かさが身にしみて分かる。

<久保田千寿>
 本作一番の問題児。
 彼女のセクハラの意味が明かされたその瞬間から、ギャグキャラとしての振る舞いが痛々しくしか見えない。
 逃げ水の虚像を追いかけて、自らも虚像になろうとするその姿は、名曲「碧いうさぎ」の歌い手に通じる危うさを秘める。

<大友真希>
 シナリオ持ちキャラで唯一、掛け値なしの恋愛が楽しめるキャラ。
 ヤマもオチもイミもないため、他のヒロインが完全に傍観者というのが残念。
 恋愛は心が通じ合っていればそれでいい? ごもっとも。

<全体的に>
 家庭に問題抱えすぎだろこのヒロインたち(主人公を含む)。
 個人的には美冬が一押しなんだが、世間的には真希一択というのもよく分かる。
 あ、言い忘れてたけど、桂さんうざいっす……

<考察~おとボクからはなおとへ~>
 極端な形ではあるが、おとボクの「シナリオの型/受け型女装主人公の魅力」をほぼ忠実に再現しており、おとボクとはなおとの物語構造を明らかにするには絶好の題材。
 ただ、マクガフィンとしてぶっ飛んだ設定を用意しすぎたところが評価を落としている点は否めない。ゆったりとした時間の流れと、柔らかい雰囲気に包まれる感覚、所謂「蕩け(とろけ)」を表現するには性急に過ぎた。共通シナリオを雰囲気作りに使えばもっと良い作品になったのだろう、と思うと、後発であるはなおとが成功した理由も分かる。
 実のところ、発売時期を見るとオトプリが直接はなおとに影響を与えたとは考えられず、「間接的に影響を与えたライバル作品」としての見方をすべきなのであろう。

 もう1点、おとボクとオトプリ/はなおとの致命的差違について指摘する必要がある。
 それは、ゲーム内実時間の差である。
 おとボクはゲーム内で9ヶ月もの時間を過ごしていることから、主人公の成長をゆっくり描くことができる。が、通常のエロゲーはそれほどの時間的猶予をシナリオが与えてくれない。
 ゆえに、多少なりとも性急な印象を持ってしまうのは、もったいないことである。オトプリの場合、共通シナリオにアダルトシーン4人分を含むというシナリオ設計が性急な印象を強めているのは、残念と言わざるを得ないか。

<まとめ>
 瑠偉の流されやすすぎる性格に嫌悪感を抱くことがなければ、十分楽しめる作品。
 おすすめとまでは言わないが、良い時間を過ごさせて貰ったとは思う。