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ゆかりん、ごめんねっ♪

2008年2月18日 月曜日

行って参りました。

○水曜日まで
 本来、ここまでで原稿を片付ける予定だったが、会社の仕事が納期直前のため平日を使えずぬるぽ。下書き6枚中5枚で終了。
 当初の甘い目論見では月曜日中に原稿完成している予定だったが、今思い返すと無理。

○木曜日
 本来、出かける準備をする予定だったが、帰ったら即死。原稿すら進まなかった。

○金曜日
 土曜日は出勤しろと言われていたものの、「ごめんなさい」の一言でばっさり。直属上司のがっかりした顔が印象的だったが、まあそこはこれから挽回の余地あり。
 で、本来、出かける予定だったが、土曜日に休むために残業。ホテル代9000円弱(二日間指定していた)をここでどぶに捨てることになった(キャンセルは三日前まで)。
 23時過ぎ、徹夜で原稿を上げる意思を固めたところで、夜食を大量に買い込みに行くが、そこで初めて家に財布を置き忘れたことに気がつく。仕方ないので一旦家に戻って、もう一度お買い物。栄養ドリンクは必須。

○土曜日@寝る前
 栄養ドリンクを1本飲み干し、おなかをお茶とパンで満たしたところで原稿をがりがりと進める。ニコニコのBGMチョイスもうまく行き(「アイスがメルト」と「OK、緑は、敵だ。」)、おおむね順調に事が進む。原稿が完成したところで外を見たら太陽が昇っていたが気にしない。
 コスプレ衣装を鞄に詰めようとしたところ、お泊まり故に用意した「普通の着替え」とconflictすることが判明、コスプレを断念することに。結果的にこれが正解。

 眠い目をKANAXIANでさましつつ、新幹線到着駅へ向かう。券売機の操作に迷いながら切符購入。そのまま新幹線で大阪へ。

○土曜日@寝た後
 新幹線が名古屋を超え、雪景色を突っ切りながら大阪へ向かうさまを眺めながらケータイ遊び。
 新大阪到着後、速攻でホテルへ。近くてマジよかった。が、LAN設備があるとwktkしていたところ、取得した部屋は別のところだったことが判明 orz

 その後、知り合いと合流し、飯だけ食ってホテルへ帰る。ハンバーグ祭を控えていて、他全員ハンバーグのところ、あえてナポリタンな俺KOOL。

○日曜日・イベント
 早く就寝しただけ早く起き、やることもないのでさっさと会場に向かったところスタッフさん方とバスで鉢合わせる。そのまま会場に到着すると、すでに数名が到着していた。ということで、その場のメンバーを巻き込んで、まったりと設営。

 設営が一段落した後、改めてサークル入場(笑)。そして、コピー本の製本を開始(爆)。折り不要・18部しかないので製本は速攻完了。スケブでPOP作るところで、まりやの妹らしく一子相伝の暗殺拳ネタを仕込む。

 一般参加の知り合いをひとり売り子に引きずり込んで、イベント開始。新刊出したサークルが7サークルほど、既刊取り逃してるサークルが1サークル。速攻で取り終えたところで、売り子しながら少し落ち着く。

 その後、おとボクオンリー恒例・おとボククイズを回答し(難易度が高く、時間がかかった)、席に戻ると、空白の色紙が一枚。

 おうけい。

 まりやがごとく、「ゆかりん、ごめんねっ♥」とか心の中で思いつつ、色紙を書く。
 コピックの処理に手間取り時間を食ったところで提出すると、他サークル様の色紙を見ていたギャラリーの方々から、「由佳里様だっ!」という世にも珍しい反応を頂く。

 その後、ホワイトボードに、恒例のガラハドネタを。
ねんがんの 由佳里ちゃんフィギュアを てにいれたぞ!

            〃´⌒ヽ
.     , -――  メ/_´⌒ヽ
   /   / ̄  ´ヽ ヽ
.  /  ,  /// ト. !  、 丶ヽ
  l  / /(((リ从  リノ)) ‘
  |  i  l   . ヽノ .V l
  l ,=!  l  ///    ///l l
  l ヾ! ‘, l    ヽ_フ   l l
  |  ヽヽヽ        //
  l    ヾ≧ , __ , イ〃
  li   (´`)l {ニ0ニ}、 |_”____
  li   /l, l└ タl」/l´        `l
  リヽ/ l l__ ./  |_________|
   ,/  L__[]っ /      /

 そして、アフターのじゃんけんでは何もとれず、敗者復活で瑞穂じゃなく水帆のヨダ絵ピンズをげっと。
 じゃんけん終了後、由佳里ちゃん誕生会のところ、由佳里ちゃんレイヤー+ケーキの組み合わせが良い感じだったので、撮影会がはじまるw 私は由佳里ちゃんにナイフとフォークを押しつける係www

 その後、クイズの解答、痛車見学会を歴てOFF会へ。某チャットのOFFらしく、KANAXIANプレイヤーが複数いる等、ガジェットが大活躍(ぉぃ。

 OFF終了後、スタッフの方といっしょに新幹線に乗り込む。行きの「ただの指定席」から、帰りは「N700系のグリーン車」にグレードアップ。

○日曜日・終電騒動
 新幹線を新横浜で降り、帰り。……一駅乗り過ごしたところ、終電がない(爆)
 実際には、到着駅を変えれば終電はあったわけだが、それに気づかず焦る焦る。某チャットのメンバーの方々にはご迷惑をおかけいたしました。

 その後、帰宅すると、時刻はすでに0時を回って、由佳里ちゃん誕生日。というわけで、ネタだけ暖めておいた由佳里ちゃん聖誕祭イラストを書き上げ、おやすみなさい。

教訓: イベントは、帰るまでがイベントです。

萌部視察レポート

2008年1月13日 日曜日

おとボク関連の友人のつてで、おとボクの衣装でお世話になっているコスプレ業者「萌部」のショールームにおじゃますることとなった。

ショールームに入ると、担当の方とともに、H2Oの制服が出迎えてくれる。縫製を見ると、おとボクの衣装と同様、ラインがしっかりしていてとてもきれいに見える。色もリアルで、H2Oコスプレと言われなければ、普通に制服で通るんじゃなかろうかという出来の良さ。担当の方いわく「この衣装でピアノの発表会に出て、コスプレとばれなかった人がいる」とのこと。納得せざるを得ない。
さらに細かい話を伺うと、これまたこだわりが満載。ベストとスカートの裏地に「原作通り」チェック柄が用いられている、というのはページに書いてある通りだが、チェック柄の生地を見せていただいたが、生地のつなぎ目が一見分からない。縫い合わせる際、柄のラインを合わせる指定までなされているとのことで、市販されている「普通の洋服」に必要な高等技術がふんだんに利用されている。

また、縫製についても、オリジナルパフスリーブセーラー服を例に取り、国産品の高い縫製技術と、それを生かすための高級生地の選定や芯の堅さの設計などに気を配っているとのことで、中国産の製品と比較して品質の違いを見せつけられる。

当然、話はおとボク制服にも広がる。おとボク制服の場合、「スカートが丸く広がる」かつ「腰のラインがきれいに出る」ための縫製の工夫がなされている。そのために、通常であれば腰のあたりで一度切断するほうが簡単(例:オリジナルサーキュラーワンピース)なところ、あえて布を切らずに使い、腰のあたりのラインをなめらかにする工夫をしている。また、男性用・女性用ともに設計段階から体型を考慮しており、XLサイズなどは男性用のトルソーを用いた設計を行っているとのことだった。
胸のブローチについても高いこだわりを見せていて、造形の専門業者を利用することで、ほぼ完全な形が再現できたとのこと。初期の制服のブローチは安全ピンが外れやすかったが、販売を重ねていくうちに接着方法を改良しているとの話もうかがい知ることができた(帰宅後、実際に手元で確認したところ、最新版のものは、初期のものに比べて圧倒的に強い接着方法を用いている)。
他にも、原作をしっかりプレイして衣装に関する理解を深めているとのことで、ワンピースとブラウスを分離する設計を提案した(上記リンクの写真に「ブラウスのみ」の写真が掲載されている)他、おとボク冬服のXL/XXLサイズはかなりの需要を見越して生産を行った、という裏話も聞くことができた。実際はそれでも冬服XLは瞬殺、XXLも早くに初期生産分が完売しているわけだが、原作を深く理解しているが故に、おとボクの「斜め上」に少しでも食らいつくことができた証左といえよう。この判断がなければ、私がコスプレ衣装を身にまとうことはなかったかもしれない(笑)。
参考まで、私の場合「胸は大きい方が見栄えがいいだろう」との適当な判断のもと、贅肉を寄せてAカップの胸を作り、さらにB〜Cカップ用のウレタンパッドを使って胸を大きく見せる工夫をしているが、それを告げたところ、「Eカップでもきれいに見えるように作ってあります」とのコメントをいただいた。

驚かされたのは、オリジナルしましまショーツ(細ボーダータイプおよび太ボーダータイプ)に関するこだわり。生地の質や縫製技術、下着としての使いやすさはもちろんのこと、しましま模様が「どの色から開始されるか」などの細かい指定が製品のイメージを左右するとのことで、コストを犠牲にしてでも模様の指定を行っている。
当然、奏ちゃんショーツにも指定は生かされている。

また、webサイトの製品写真は、訪問したショールームにて、担当の方とモデルの方による綿密な打ち合わせのもと撮影されるとのこと。上記おとボク冬服の「ブラウスだけ撮影する」写真もその一枚ではあるが、それ以外にも、随所にこだわりが存在するとのこと。

今回は、愛情と技術力による品質の高さに、ただただ驚かされるばかりであった。上記にも書ききれないほど多くの「こだわり」を伺い、また感じ取ることができたのは大きな収穫といえる。これほどの品質をきちんと見て取れるコスプレショップはほとんど存在しないと言って良いだろう。
コスプレをしていて常に思うのは、おとボク制服において萌部製品はあらゆる他社製品と比較しても再現性や品質が群を抜いて高いということである。
確かに値段は張るものの、値段に見合った最高級のコスプレ衣装であることは間違いない。現在の最高級品質にこだわり続ける姿勢を続ける限り、「違いの分かる人」にとって、萌部は唯一の企業でありつづけるだろう。

(1)マリみては百合じゃない ―― “Love” is only a strong word of “Like”

2007年12月25日 火曜日

ここでは、一つ目の命題「『おとボク』が『マリみて』の存在意義を否定するものでないこと」を示す。

1.1 「百合としての」マリみての存在否定 ―― マリみての視点から
 まず、前提として、マリみてが百合である点について、否定する要素は……ありすぎるから困る(AA略)。

1.1.1 佐藤聖について
 マリみてきっての百合少女とされている佐藤さん(元ロサ・ギガンティア)であるが、彼女がマリみての百合世界において、恋愛らしい恋愛をしたのはただ一度、久保栞を相手にしたときだけであり、作品内で全面的に否定されている。しかも、否定した上村佐織学園長は、その昔同じ轍を踏み自殺を図った経験の持ち主である(いばらの森)。
 栞を失ったその後は、志摩子にちょっかいを出せなかったり、祐巳ちゃんに対して無駄に抱きつき魔と化してみたり、卒業後は景さんの家に上がり込んだりもしている上、祐巳のピンチを格好良く救う(レイニーブルー/パラソルをさして)が、そういった態度が恋愛感情に結びつく様子はない。

1.1.2 福沢祐巳について
 マリみてが百合とされるのは、福沢祐巳・小笠原祥子の二人の存在も大きいと考える。ただし、純粋な百合とカテゴライズするためには、いくつかの問題が発生する。
 まずは、二人の関係を支える柏木優・福沢祐麒の二人が、百合認定には大きな障害となる。
 柏木については、祥子と寿司ネタを交換する(くもりガラスの向こう側)、何も言わずにデートに着いてくる(薔薇のミルフィーユ)などの行為に対し、祥子がそれを当然とし、嫌悪感を一切示さない。このため祐巳の嫉妬心を買っているが、柏木は祐巳のことを祥子に必要な存在と断言する。
 また、祐麒についても、好きな異性のタイプを言い合ったときに祐巳の好きなタイプを祥子と見破る(真夏の一ページ)他、祐巳関連で助力になることも多い。
 また、祐巳の人間関係の深さが、百合という狭い概念に祐巳を閉じこめておかない。祐巳の心の成長には、志摩子と由乃の存在、とりわけ由乃の冷静沈着な助言が不可欠である(話は逸れるが、由乃がこの冷静さを自らに適用し、行動で示せれば、暴走機関車あるいはアホの子のような評判を覆すことは難しくないと考えられる)。祐巳の瞳子に対する態度を見るときには、周囲の助けによる祐巳のレベルアップの要素を見逃すことはできない。
 また、松平瞳子においては、周囲の助けを拒んだ瞳子が、自らの葛藤によってずたぼろに切り刻まれていく様子と、それでも助け船を出す祥子・乃梨子・可南子の三人、そして何も言わずゆっくり待つ祐巳によって関係性を取り戻していく課程が描かれる。

1.1 まとめ
 マリみてでは、恋愛のような狭く強い関係性ではなく、周囲との友情を主眼とした広い関係性こそが、前に進むために求められる。聖と栞の関係が失敗したこと、祐巳と祥子の関係が成功したこと、祐巳と瞳子の関係が成功しそうなこと(*)にも通じる。

*この原稿を執筆している時点で、筆者は最新刊「薔薇の花かんむり」を読んでいません。

1.2 マリみてに追随する「百合マーケティング」 ―― エンゲージ、ストパニ、かしまし
 しかし、マリみてで示された、その広い関係性とその必要性は描ききられることなく、一対一あるいは一対多の、女の子同士の疑似恋愛関係のみが着目されるに至った。
 そして、類似された作品の発売は「百合ブーム」を活かして広まるものも多かったが、マリみての本質を決してとらえることなく、表面を一致させるだけに終わっている。

1.2.1 エンゲージ〜お姉様と私〜
 いきなり未プレイのエロゲーを持ってくるのは申し訳ないが、マリみてから派生したマーケティングを考慮するにあたり、この作品を紹介しないのは間違いと思うので一応。
 2005年6月に発売されたこの作品は、「百合編」と「陵辱編」の二部構成から成る。「マリみてのようなエロゲー」を目指して行ったことは二つ。
 (1:マリみてのような)キャラクターの造形を似せ、百合編を製作した。
 (2:エロゲー)お嬢さま学園を舞台にしたエロゲーのお約束として、陵辱編を制作した。
 しかし、ディスク2枚組の大作であるこの作品は、時代のはざまに浮かんで消える中堅エロゲーの枠を超えて話題になることはなかった。その理由は簡単で、同時期に発売された、別の「マリみてのようなエロゲー」に立場を奪われたため。

1.2.2 ストロベリー・パニック!
 翻って、こちらは男性の存在を一切消去することで商業的な成功を収めた作品。電撃G’sマガジンの読者投稿欄を出自としたが、その出自を忘れてガチ百合アニメ・ハーレム百合コメディ小説などのマルチメディア展開を図り、百合ブームにきっちり乗り込み大成功を収める。
 作品に対する批判としては、「百合」と「レズ」の壁に関するものが多い。百合とレズの壁、とは、直接的意味に於いてはプラトニック・ラブであるか否か、間接的意味に於いては精神的関係にとどまる「美しさ」を内包するか否か、を示す。
 この批判は、花園静馬・南都夜々らによる、過剰に肉体的なアプローチが百合ではなく、現実のレズビアンを彷彿とさせるというものだ。また、蒼井渚沙に対する涼水玉青・月館千代らの献身的な姿や、鳳天音・剣城要と言った「宝塚」キャラクターによるヒロイン(此花光莉)の奪い合いも、(精神的な意味での)血みどろの戦いによる本気の恋愛を想定させることから、百合とレズの概念差に引っかかる可能性に注意する。
 この作品の特殊な構造として、源千華留を中心とするル・リムの学生が、立場の割に人気の高いことが挙げられる。メインストーリーに絡むことがほとんどないル・リムであるが、「変身部」(「一番乗り部」等、名称変化多数)の活動にて、ほのぼのとした女学生達が描かれる。アニメにおいてはちょい役にもかかわらず、ストパニ人気の源泉の一つともなっている。ル・リムという閉鎖的空間内ではあるものの、この全方位に向けた仲の良さが、マリみて的な雰囲気の演出を表現していると説明するのは容易い。

1.2.3 かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜
 主人公の少年・大佛はずむが、純粋レズビアンであるヒロインの一人・神泉やす奈に告白し、玉砕。失意のさなか、どこからともなく飛んできた宇宙船に衝突、失った命を超テクノロジーで復活させる際に女性化してしまうことから始まるストーリー。アニメとコミックを中心としたメディア展開の妙は、原作者・あかほりさとるの手腕を遺憾なく発揮した成果といえる。
 ただし、女の子の体を持ちながら未だ少年である大佛はずむを、幼なじみ・来栖とまりと神泉やす奈の二人が取り合う様子を主軸として物語は進む。この、典型的な男女の三角関係ストーリーとして描いている点が、百合ファンには問題と映るようだ。
 また、大佛はずむは、最後にヒロインの片方を選択する(すなわち、もう一方のヒロインを切り捨てる)選択肢を暗に強制されている点から、全体の和をよしとする「女の子の間の関係性」とは切り離されるべき問題ともなる。

1.2 まとめ
 マリみてを発端とする百合ブームにおいて数多くのヒット作品が生まれたが、いずれも表面的な模倣に過ぎず、マリみての本質である、友情を中心とした広い関係性に向かって動くことを主眼とする作品は生まれていない。

1.3 唯一にして最初に成功した模倣 ―― 処女はお姉さまに恋してる
 最初に断っておく。おとボク原作ゲームの制作者や、多くのプレイヤー、そして殆どのクリエイター達は、この作品がマリみての模倣として評価される理由を知らない。この知見は、多くのプレイヤーの意見を「まとめた」一人のファンにより発見されたものであり、私はその知見をマリみてに関連づけ、論述を行っているだけである。

 おとボクは、「マリみてのようなエロゲー」として世に発売された。しかし、マリみてに忠実であるため、エロゲーの構造を保持しておくことが許されなかった。徹底的に丁寧で、そして全てのキャラクターを活かすシナリオの作りが要求された結果、エロゲーの文法に則って、エロゲーの構造の殆どを捨て去る必要性に駆られた。
 かろうじて残されたエロゲーの構造は、第一話における女性慣れ対策シーンと、Interludeにおける緋紗子先生とのシーンである。しかし、前者は主人公萌えの悪夢をもたらし、後者は大半のプレイヤーから蛇足との批判を受けた。

1.3.1 おとボクは、マリみての何を再発見したのか
 わかりやすいキャラが求められるエロゲーに対して、主人公・宮小路瑞穂は大企業の御曹司にして完璧超人であるにも関わらず、弱気ないじられキャラとして愛されるという、お約束を完全に外した設定。快活で頭の弱い幼なじみヒロイン・御門まりやは、主人公をリードする頼れる知恵袋、薄幸の美少女であるヒロイン・十条紫苑は体格の良いおちゃめな先輩。人気の最も高いヒロイン・厳島貴子は、ツンデレと称されながらツンの欠片も見られない。元気な後輩・上岡由佳里は作品きっての内気少女、見た目小学生の後輩・周防院奏は奨学生に相応しい頭の切れ味を見せる。
 ヒロインを単体で見ることを要求されるエロゲーにとって、この分かりづらい設定は障害でしかない。しかし、女の子同士の友情を表現する際、一見ひねくれた設定が実に効いてくる。

 翻って、マリみてを見てみると、「レイニーブルー」にて祐巳と祥子のすれ違いがあったとき、その関係性を継続するために、多くのキャラクターが活躍あるいは暗躍している。また、「パラソルをさして」を起点とする、祐巳と瞳子の関係性構築についても、他のキャラクターの活躍を見逃すことは決して許されない。
 そこには、女の子同士の広い友情によって問題を乗り越えるという、マリみてで繰り返し丁寧に描かれてきた物語の構図が再現されている。

 繰り返しということで、マリみてとおとボクには、物語の中で再現されるイベントがいくつか存在する。
 マリみてでは、「白き花びら」(過去:春日せい子と上村佐織、現代:佐藤聖と久保栞)「レイニーブルー」(過去:小笠原の祖母と池上弓子、現代:小笠原祥子と福沢祐巳)を中心に、ネタとして「妹オーディション」(過去:水野蓉子・小笠原祥子・福沢祐巳、現代:小笠原祥子・福沢祐巳・支倉令)など。
 おとボクでは、宮小路幸穂と高島一子の話がこれに該当し、第2話のきっかけがここに存在する。また、梶浦緋紗子と長谷川詩織の話は、宮小路瑞穂と上岡由佳里のストーリーにおける伏線になる。

 上記以外にも、伏線とネタのあふれた文章の仕掛けは、文学界では長らく続けられてきたものであるが、エロゲーにおいては、「つよきす」(きゃんでぃそふと、2005)で一度完成したパロディの潮流とぴったり合致する。これは偶然の一致ではなく、シナリオ・テキストの重要性の増大とともに、エロゲー側が文学側に近づいてきたことを意味するものである。
 もちろん、文学界におけるマリみて、エロゲー界におけるおとボクもこの例に漏れない。

 最後に、以上には触れなかったが、お嬢さま学園における主人公の成長物語というフレームワークは、両者で共通の前提である。

1.3.2 おとボクは、マリみての何を超越したのか
 しかしながら、おとボクはエロゲーである以上、完全にマリみてに忠実というわけにはいかなかった。すなわち、男でありプレイヤーの分身である主人公は、ヒロインの誰かと結ばれなければならない(この記述を含め、本章は百合を一切否定しない。詳しくは後述する)。
 普通のエロゲーであれば、都合良くヒロインとくっつけて他の登場人物に退場願い、山有り谷有りのいちゃいちゃラブラブを楽しむことに主眼が置かれる。しかし、おとボクではあえてその構図を取らず、マリみての手法をとった。すなわち、女の子同士の友情を主眼とした広い関係性を、恋愛の成就にすら適用したことである。
 とくに、十条紫苑シナリオにおいては、瑞穂と紫苑の関係を成就させる為に、厳島貴子・御門まりや・周防院奏など殆どの登場人物が協力し、また想いを成就した暁には、それを七百余名の「妹たち」が祝福する様子が描かれている。狭い世界にとどまっていたのでは、これほど大きな祝福は決して得られなかった。
 要するに、友情の延長線である「姉妹関係」にとどまらず、完全に一対一の関係である「恋愛」にすらマリみての「友情関係」の構図を利用し尽くしたのがおとボクという作品である。
 これは、マリみての特徴をさらに深くまで適用した、非常に希有な作品とすることができる。

1.3.3 おとボクは、マリみての何に届かなかったのか
 そして、もう一つの「エロゲー」の限界が、おとボクには存在する。最も大きいものは、物理的制約による作品世界の限界である。
 マリみては、1997年2月号のコバルト本誌よりスタートし、2007年10月に発売された「薔薇の花かんむり」にて、31冊(プレミアムブック・イラストコレクション含む)を数える大作である。作品世界では一年と半分ほどを経過しているが、その冊数に見合うほど登場人物は多い。また、小説という媒体も手伝って、それぞれの登場人物に関する情報は冊数という数字に見合わない程多い。
 翻って、おとボクが2005年2月に発売されたときは、ヒロインがフルボイス・イベントCGバリバリでCD-ROM2枚組、テキスト容量は6.5MBに満たない。6.5MBだと、小説1ページを平均1kB、一冊を平均200ページとして、およそ32冊分に見える。しかし、シナリオの重複分があるため、およそ6〜7冊程度に収まってしまう。また、登場人物を一人増やすということは、立ち絵を一人分と声優を一人準備する必要があり、作品の納期およびコストに与える影響は大きい。
 従って、ゲームという名前のソフトウェアプロジェクトであるおとボクを作るためには、登場人物を最小限まで削り取る必要があり、必然的に作品世界の広がりも最小限に抑えられてしまう。
 (サブキャラであれば同じ立ち絵を使い回せばよいという意見については、「いじめっ子と生徒会役員(あるいは萌えキャラ)が同じ達グラフィックでがっかりした」との反論が存在する)

 また、文章書きの能力についても、雲泥の差が見られる。
 マリみての文章はティーンエイジの少女を対象としているため、あえて平易にした文章の中に、ところどころ難しい語彙を混ぜることで読者の語彙力を高めようとする配慮がある。そして、伏線を最大限に生かし、また疑問を持たせるため、ミスディレクション(誤導)の活用も辞さない。「レイニーブルー」での祥子の言い訳、「バラエティギフト」での由乃の自己嫌悪などはミスディレクションの典型である。
 また、「縦ロール」を「盾ロール」と誤植した巻(未来の白地図)においては、あとがきで読者からの手紙に対して誤植への注文をつけたため、この誤植に関して致命的失策かそれとも故意か、憶測が飛び交ったものである。これが無名の作家であれば、単なる誤植として片付けられていたものが、今野緒雪であるからこそ議論が沸騰し、同人誌のネタとして扱われるまでになった。
 翻っておとボクは表記揺れなどの細かいミスが多く、プロットやキーセンテンスなどは話題に上ることは多いが、地の文はほとんど話題にならない。また、地の文は完全に直球で、先の読みやすい展開であった。
 おとボクでも難しい語彙などはあり、解説ウィンドウなどの親切なシステムは存在したが、これは序盤のゲームプレイのサポートと終盤のネタに限られていた。

1.3 まとめに代えて ―― マリみてにとっておとボクとは何なのか
 良い論文は、多くの人に読まれ、多く引用されるものであるというのは学術界の定説であるが、駄文に引用されても価値が上がるわけでなく、また、本質が伝わらないような引用をされてしまうと元の論文の価値が曲げられてしまう。
 マリみても、おとボク登場の直前までは、表面だけの模倣に晒され、価値を曲げられていたと言える。しかし、おとボクという本質をとらえた模倣作品が世に出され、そしてこの作品は企業の供給能力を遙かに超えた需要が存在することが明らかになった。
 これは、おとボクの「原典」たるマリみてが、マリみて以外の形で初めて完全肯定された瞬間と言える。女の子の友情をメインにした話の作り方が完全に成功し、マリみての目指した方向性が正しかったことが、別の形で肯定された。
 そして、「関連作品」のつながりは、人の流動と発展を促す。マリみてのファンは「コバルト」の読者層である、十代の女性と二十代の男女を中心に拡大しているところ、おとボクのファンは当初、一ひねり効いたエロゲープレイヤーである三十代以上の男性を中心に拡大していた。また、同時に当初からのマリみて読者は世界を広げ、おとボクのプレイヤーと交流可能な年齢にまで達する者も発生する。
 この一見関係のない二つの要素が交わると、何が起きるか。お互いの作品が多方面からの批評を受け、良い点・悪い点があぶり出される。また、それと同時に、お互いの作品がメディア展開などで層を増やすときに、関連作品として紹介されることで両者のファンが増えることになる。すなわち、作品ファンの裾野が広がるのである。
 裾野が広がり、知名度を上げていく段階で頭のおかしいファンやアンチにとりつかれることもあるだろう。しかし、マリみて・おとボクともに、批判を乗り越えるだけの高い品質を持った作品であることは論を待たない。質の悪い作品が、多くの人の心を数年間にわたってとらえ続けることなど、出来るわけがないのだから。

1.4 閑話休題なお話をいくつか
 ま、ネタってことで。

1.4.1 マリみてとおとボクのアニメ共通点
 マリみてのアニメは、マリみてファンが楽しむために作られ、妥当な成功を収めたアニメーションであり、おとボクのアニメは、声優ファンが楽しむために作られ、成功した後も原作プレイヤーとの間にしこりを残すアニメーションと、全く異なる結果を残したアニメではあるが、その中身にはいくつかの共通点が見られる。

 a. 最初に尺の短さを露呈させる ―― 第1話〜第3話
 マリみての場合は明らかにファン向けに作られており、ある程度の省略やスキップはたいした問題にはならないという事情がある。翻っておとボクの場合は、作品世界への導入は最低限に、御門まりやvs厳島貴子の構図を明確にしたいという意思が働いていた。
 その結果、全く違う構図にもかかわらず、同じ現象が発生した。
 序盤にキャラクターを登場させ、その関係性と作品概念に少しずつなじまなければならないこの時期に、両アニメとも、徹底的にイベントを詰め込んでいる。一般的なアニメであればある程度のテンプレートが身体に染みついているので正しい方法論ではあるが、慣れない概念が入り込む中、ゆっくりとした流れに身体を置き、作品世界に慣れ、いくつかのキーワードを覚えるための時間が、両者ともに圧倒的に不足していた。

 b. 説明不足による違和感 ―― マリみて春「銀杏の中の桜」とおとボク「小っちゃな妹と大きなリボン」
 一見どうでもよいシーンの省略や変更が、作品に対する印象をがらりと変えることがある。

 マリア様が見てる〜春〜第8話「銀杏の中の桜」、乃梨子が祥子と志摩子のバトルシーンを止めに入ろうとし、令にやんわり制止される場面。全くもって原作通りのこのシーンに対し、私は一つの違和感を覚えた。
 「あれ、乃梨子って、こんな簡単に引き下がるような子だっけ?」
 原作の小説を読み直して、違和感の正体を調べてみたところ、驚くべき事実が浮かび上がった。
 アニメでは省略されていた菫子さんとの他愛ない会話が、原作では重要な伏線となっていたのだ。上のシーン、原作では、偶発してしまった大きな事件を使って、志摩子さんの閉塞した状況を一気に押し流すための賭に出たとも読み取れるシーンだが、菫子さんの助言を省略したことで、乃梨子が単に牙を抜かれたように見えてしまったのである。

 そして、乙女はお姉さまに恋してる第7話「小っちゃな妹と大きなリボン」にて、いくつかの重要な事実を取りこぼしている、あるいは変更しているため、この話の名台詞「恥を……恥を知りなさい!」にて、私は原作プレイヤーにあるまじき感想を抱いた。
 「あれ、瑞穂きゅんって、こんなDQNだったっけ?」
 DQNとは常識や知性に欠けている人・組織を表す言葉であり、エルダー・宮小路瑞穂のイメージには全くそぐわない。もちろん、原作ゲームで該当のシーンをプレイしたときも、こんな感想が出てきたことは一度もない。
 それにも関わらず、この感想が出てきた理由はいくつかあるが、最大の理由は奏ちゃんを守るための大義名分であろう。前述でもリンクで示したが、いくつかの省略と変更により、原作では大義名分が瑞穂と奏の側にあったものが、アニメでは大義名分が貴子の側にあるように変わってしまったのだ。そのため、無意味に生徒を叱りつける瑞穂が、エルダーの権力を振りかざしているように見えてしまったのだ。

 このように、マリみてとおとボクでは、原作のテキストのレベルをアニメで表現しきれないことを原因とした不具合の内容が、不思議と共通している。マリみて・おとボク共に、生半可な姿勢では理解しきれないことを示す、良い教訓とも言えよう。

1.4.2 花物語 ―― 百合の古典は、マリみての感動をもたらさない
 さて、一旦時代をさかのぼって、女学生百合の最高傑作のひとつである、吉屋信子「花物語」について簡単な感想を述べてみたいと思う。
 本書は大正時代後半に発売されたが、会社を変わりながら再版を続け、現在は国書刊行会にて再版されている。要するに、国家と権力すら認める女学生百合の金字塔ということだ。
 私は国書刊行会にて発行された版を一年掛けて、上・中・下と読んだが、正直に申し上げると、話の半分も頭に入らなかったばかりか、読み直す気すら起きずに古書店行きとあいなった。
 基本的には、女学校を舞台とした女学生の短編集である。女学生同士、先輩に憧れる話、後輩を可愛がる話、同級生同士で助け合う話、いがみあう話、あるいは百合っぽい学校の怪談など、話が多岐にわたり、そのエピソードごとに全く違う主人公が設定される。
 古風な文体に妙なカタカナ言葉が混じった表現が、大正時代という背景をよく表し、また難しい単語もほとんどないため、文体にさえ慣れてしまえば比較的読みやすい。
 ただし、ショートストーリーであるがゆえに、一つ一つの話に全く連続性がなく、キャラクターに愛着を持ちづらい。これは、現代のライトノベルに慣れてしまったために仕方ないのかもしれない。とにかく、シチュエーションにその場だけ萌えて、そしてすぐに忘れてしまう、の繰り返しであった。もちろん、私の読み方に問題があった可能性は否定できない(今思えば、1日に2話以上読んではいけない作品だった)が、主人公がころころ入れ替わるため感情移入が難しいのだ。
 そして、完全な短編集というのが裏目に出て、世界を構成する人物がとにかく狭くなりがちで、広い友情を構築し、読者にそれを実感させるだけのページ数はとうてい確保されない。
 したがって、私はこの作品を百合として楽しむことは出来たが、マリみての原典としてみることは難しかった。

1.4.3 二次創作について ―― 神託は、人の思想を変えない
 さて、上記の記事について、一つ誤解を解いておこうと思う。
 上記の記事を読むと、マリみてを百合としてみることが許されないかのように見えるが、私はマリみてが百合ではないことを指摘しただけであり、それを百合として見る分については否定しない。英語で言うと、「A is B」は許されないが、「A as B」は個人の自由なのである。
 したがって、上記論述をふまえた上で、それでもマリみての二次創作を百合に仕立て上げるのは、二次創作のための思想そしてテクニックであることは自明の理である。かくいう私も、「特別でないただの一日」にて、待ち合わせをする聖と蓉子の二人を、無理矢理百合と解釈する二次創作小説「40 minutes」を発表している。
 二次創作とは、ある作品を「ジャンル」すなわちプラットフォームとして自らの思想を表現する手法であると言える。二次創作には原作の設定が最大限活用されるが、すべてが原作である必要はなく、思想や解釈の差が反映される余地は十分に残っている。

恋できない乙女と仕事の楯

2007年9月22日 土曜日

恋する乙女と守護の楯
恋する乙女と守護の楯

Axl-Softの発売したゲーム「恋する乙女と守護の楯」、通称「恋楯」について、一点だけ腑に落ちないところがあった。

キャラも良い。
シナリオも良い。
シチュエーションも良い。
ネタも良い。
イラストも良い。
音楽も良い。
システムも良い。
なのに、なんでこの作品が好きになれなかったんだろう。

その答えを、やっと見つけることが出来た。

結論だけを先に書くと、恋楯はおとボクをさらにエロゲー側に寄せたタイプのゲームであることが分かった。
造りもしっかりしているので、「興味の問題で自分内評価は低いが、それでも他人には強くお勧めできる」ゲームとして評価を残せるものだ。
ただ、私にとってストライクゾーンからは外れていた、それだけの話である。

以下、上記結論に至った根拠を示すが、おとボク・恋楯のネタバレを中心に、いろいろと独善的な意見や言い回し等があるので注意。

(さらに…)

C72参加体験記

2007年8月28日 火曜日

[8/20 8:27場所確保]
最近の日記の通り、コミケに参加してきました。
あとで詳しいことは書きます。

[8/22 21:16 一日目体験記]
一日目にあたって、前日徹夜で原稿をやっていたため、頭が働かない。いろいろと細かい忘れ物が多かった。
仕方がないのでマリみて島のような複雑な仕事は諦めて、雛札の新作40パック(2種類×(3セット×6人 + 1セット×2人))に挑む。
12限を4周のところ、3周めの隣の人にお願いして4パックを肩代わりしていただき、3周でクリア。
身内のサークルスペースに新作を(自分の分以外)置いて、今度はマリみて島へ。クレシェンドのおとボク新刊を確保しつつ、てきとーに見て回って、目に付いたものを購入。
ここで、本日はミッションコンプリート。
その後、コスプレ広場の様子を見に行ったが、猛暑。マジ猛暑。この時点ではおとボクコスもいなかったところ、ありえない暑さゆえ引き返そうとした……が、西ホールへ入る列に遮られ、コスプレ広場をもう一周。西ホール列にすら並べないってどういうことだ orz

へろへろになった状態で、いつものたまり場へ。
一人ではまともに帰れる気がしなかったので、☆さん、Qさんと一緒に東京駅→カレー食って中央線で帰宅。京王線とか考えてたらきっと死んでたな……。

[8/28 22:47 三日目体験記]
二日目は会場に行かず、三日目売り子の方々にコミケ講習。その後、夕方からコピー誌を製本。
準備もろもろに思いの外時間を取られたところで、睡眠不足にて参加。
<共同購入のピーク 〜10:30>
早めに入場し、サークルの準備。売り子の方々には暇と文句を言われたが、スペース設営→コス→POP準備→共同購入打ち合わせ、と、10時までの時間をフルに使い果たす。そして、初手「ぷりん横丁」、第2手目「娘々倶楽部」ともに15部ずつ確保(これだけ確保して全部身内で捌ける予定ってどーいうことだw)。両サークルともに女性サークルで、購入時にコスを誉められたのが非常にうれしかった(お世辞の可能性は窓から投げ捨てておく)。
その後、依頼された分も含みおとボク島を買いあさる。身内の作品を購入する分については殆ど取り逃したが、後日フォローできたので結果オーライ(というか、後日フォローを期待して見逃していた面もある……)。

<中間>
サークルに戻ったところ、売り子がふたりとも楽しんでいるようで、とりあえずお任せしてコスプレスペースを回るが収穫なし。
てきとーなときに帰ってきて、売り子を代わってからスペースでまったり。半分寝ていたとも言う……orz。
そのなかで、奏ちゃんのコスをしている方がいらしたので、奏ちゃんのカードが書かれたシートを手渡す。奏ちゃんかわいいよ奏ちゃん。
来ていただいた方には申し訳ありませんでした。

<コスプレのピーク 〜15:00>
売り子だったふたりが、見て回るのに飽きたらしく、13:00くらいに戻ってきた。そんなわけで、私はコスプレ広場へ再度赴き、いろいろと見て回る。
14時を過ぎた頃、コスプレ広場でまったりしていると、前述の奏ちゃんと再会できたので、合わせで写真を撮る。(こういうとき、合わせられるのがコスの素晴らしいところ。ただのカメコだと、こうはいかないんだよね……)
その後、まとめサイトの中の人に呼び出されて広場内を移動すると、先ほどの奏ちゃんを含んだ6名ほどのおとボクコスプレな方々がいらしたので、写真を数枚いただいてから輪に加わる。
しばらくカメラに囲まれた後(7人の合わせは迫力ある……)、めがね紫苑さんと合流。挨拶だけ済ませると、14:50。
もう少しゆっくりしたいところだったが、更衣室の時間が迫っていたのでここで退場。荷物さえ持ってきていればと後悔した瞬間だった。

<終了後>
うちのサークルの撤収は早々に済ませて、身内のサークルの撤収をヲチする。オフセ本が段ボール数個とか、やってみたいなぁ……。
撤収完了後、共同購入のものを分けてから打ち上げへ。仕事を終えた後のお酒は美味しかった。相変わらず、あんまし飲めなかったけど。

そして現在、仕事で薄められた「コミケ4日め」を堪能している最中でございます。コミケ4日目を抜け出すためのタスクはあとふたつ……。

まりや

2007年6月8日 金曜日

誕生日おめ。

無茶すんなコスカwww

2007年5月27日 日曜日

夜コスカ行ってきました。

結論:同人誌禁止でおながいします。

タイムスケジュール
20:30 イベント会場に「わざと1時間遅れて」到着。ちょうど最後尾列が「飲み屋の看板が掛かっている階段に」飲み込まれたところを追いつく。

20:50 やっと入場。カタログ頒布が入場時だったので、入場待ちのときにサークルチェックしようとしていた目論見が崩れる。

21:00 カタログチェックをする場所もないので、ふらっと全体を見て回る。会場を分断する階段と、会場の暗さ、サークル間の通路の狭さに辟易する。

21:10 最後尾看板に惹かれて、E19 LyricalMagicalに並ぶ。ここでやっとカタログチェック。

21:30 並び終わり。並んでいる間に、D29 Fluitasがおとボクコピー本を出しているとのサークルカットを発見したので、行ってみるが、撤収直前(とうの昔に完売済み)だったので入手失敗。次のイベントの予定もないようで orz

21:45 おとボクの知り合いと合流し、そのままコスプレ登録へ。女装コスの可否をきっちり確認した後、瑞穂きゅんコスを決行する。その後、マリみての知り合いにメールを投げつつまったりとおとボクチャットを(なぜ。

22:15 マリみての知り合いと連絡がとれたので、おとボクの知り合いと別れてそちらへ合流。メンバーの一人、レイヤーの女性のメイド服が可愛く、お嬢さまコス(ちょwww)の私と良い感じに合わせ写真を撮れたのが幸い。私のカメラじゃない(メンバーの別の方が、コスプレ写真を撮るのがすごく上手なカメラマンさんだった)ので、データをお見せすることはできない。
 その後、私目当てにカメラマンさんが一人いらしたりして、思った以上に充実した時間だった。

23:00 撤収。化粧落としを買い忘れた事実に今更気がつき、コンビニも遠いので地元駅まで化粧しながら撤収。マリみての知り合いの方々曰く「いけるいける」とのことだったが、罰ゲームの雰囲気は否めなかった。

総評
情報公開と安全管理さえきっちりやってくれれば、楽しいイベントにはなったと思う。しかし、同人誌即売会の最大の問題は上記2点なわけで、あの場で同人誌を売ること自体が失敗だったと言わざるを得ない。コスプレ撮影会や壇上イベントなんかは盛り上がっていてすごく良い感じだったので、次やるときは是非、同人誌を扱わないでいただきたい。

愛を叫ぶ

2007年5月12日 土曜日

瑞穂お姉さま、お誕生日おめでとうございます〜っ!

おとボククイズ 解答

2007年3月22日 木曜日

おとボククイズ 解答

というわけで、上記が私の解答になります。
通常の正解と違う部分、間違えた部分などを以下へ。

[1](1):正解は「宮小路瑞穂」だが、問題文にあった“フルネーム”の記述が引っかかったために解答をあえてこちらへ。

[2]こちら、兄メカで満点取得・原作で3問ミス(従って、ボーナス点は実際5点止まり)。すべて貴子さんが主役の問題であり、おとボク原作での最大の弱点を突かれた形。
なお、takayanさんが示した別解として、兄メカの(18)が、第10話と答えても正解。理由は、正解である第9話ラストシーンが第10話冒頭で繰り返されていることから。

[3]付問13:正解は「ズボンのチャックが開いていましてよ?」。チャックかファスナーか悩んだ末に不正解を引き当てた。

付問14・(1)の行動:問題文の“簡潔に書け”の記述に引っかかって泣く泣く削った「エルダージャンプ」が、正解に必要とされるキーワードであった。

付問17:問題で想定されている答えは当然、「恥を……恥を知りなさい!」。ただし、原作まりや・由佳里シナリオのほうがすごい良い感じなので、がんばって別解を併記しようとした努力の跡があります。ちなみに、別解は「では、どうしてあなた方は、普段もっと私に話しかけてきてくださらないのですか?」。ここから「いつでもいいのですよ……ちゃんと、会いにいらっしゃい。わかった?」につながる一連の流れはお姉さまとして最強。

ボクみて4

2007年3月22日 木曜日

というわけで、行って参りました。

1)出発準備
 コス関連について、前日まで一切の準備ができていないも同然だったので、急いで準備をする。

2)行き
 新刊・既刊あわせて、100円ショップのケースで5箱。スーツケースが重い。背中も重い。

3)サークル準備
 売り子を依頼したtakayanさんと協力して設置。ケースがとにかく邪魔なので、対処に多少困っていた。
 んで、終わったところで近くの方々と新刊交換し、POPを描く。描き終わってからサークルさん全部と新刊交換する野望を立てていたが、時間切れを理由として見事その野望は潰える。仕方ないので身内やお世話になったサークルに絞って新刊交換。

4)ボクみて買い
 スペースNo.1片っ端から買っていったところ、最後のサークル「ヘプタ」さまのコピー本だけが入手できなかった(オフセット本は入手)。
 ここで判断ミス。委託販売分「あるめにあんだんす」さまの購入を後回しにして、準オンリーの買い物へ出たため、ここの新刊を取り逃す。(彩綺堂さまは身内のため、別ルートで確保)

5)準オンリー買い
 初手は飴屋。きっちり取り切ったところで、没後を購入し、一通り軽く様子を見た後で16軒目を2周。

6)売り子しつつ。
 takayanさんから引き継ぐが、すでに場は収まっている。で、暇を見計らって、takayanさんが作られたおとボククイズを解く。
 その後、アフター初手の結果発表時、100点中98点で私がトップと判明。次のエントリで解答晒します。
 売り子中、マリみて関連の方がいらして、マリみての新刊を期待していただいているとのお言葉を頂く。そろそろマリみてに戻りたいなぁ……。

7)マリみてオンリー買い
 途中現れたキッドさんにサークルを託して、マリみてオンリーへ走る。NAONORTHさまに立ち寄り、Poloさんにご挨拶。
 そのままふらりと見て回り、リリアン学園放送部の小西お姉さまにご挨拶し、逍遙馬道さまとサークル・クロスロードさまの新刊小説をげっと。
 最後、NAONORTHさまに帰着し、NAOさんにご挨拶。パック飲料の赤白黄の紅茶を購入し、サークルへ戻る。

8)コスプレ開始
 1月の交流会のときの盟約に従い、嫌がる一子スキーさんを無理矢理コスプレさせる。このとき、判断ミスで、一子スキーさんを軽いナチュラルメイクで済ませてしまったところ、ご本人とその友人からはあまり評判の良くないメイクになってしまったとの言あり。反省の余地は多大(と言っても、一子スキーさんは二度とコスしないと思われますが orz)。
 コスプレ写真を何枚か撮ったが、そのなかでのお気に入りは、黒服男との対決。貴子さんが可愛いのなんのって。
 参考までに、女性のコスプレはおとボクおよび準オンリーで一人も見かけなかった。

9)アフター
 紫苑さまの誕生日ケーキが配られる。申し込み忘れたことに気がつき、本日三度目の判断ミスが悔やまれる。
 その後のじゃんけん大会では、よくわからない作品のキャラが描かれた色紙を取ってしまい、本当に欲しかった方に申し訳ない気分になった。

10)一次会
 目の前のウェンディーズに「あん♪バーガー」があるとの情報を得て、ブラックコーヒーとセットで購入。
 その後、いつもの喫茶店におとボクまとめチャット系列の大人数でおしかけ、まったりとお話する。その中で、それぞれ自己紹介を行い、おとボクと出会った経歴などを語り合っていると、いつの間にか時間が来ていたので喫茶店を退店。

11)二次会
 これもまた、いつものトンカツ屋さんに大人数で押しかける。まったりとした話をしばらく続けた後、解散する。このとき、takayanさんに新刊と既刊を渡して、飴箱へと届けていただけるようにお願いして打ち上げは終了。

12)帰宅後
 紫苑さま聖誕祭はこれでは終わらない。というわけで、帰り次第おえびにらくがきをした。