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はは、のんきだねぇ

2006年7月6日 木曜日

昨日から今日にかけて、北朝鮮がテポドンを打ったことについて社会が騒がしい。それもそのはず、日本の国家の危機が迫っているのだから。
これに対して、日本(+アメリカ)が強い経済制裁を打ち出すことにしたのは当然のなりゆきである。北朝鮮の国民の生存権がおびやかされるという意見もあるが、それなりに資源が取れる国なのだから、政府が正しくやっていれば生存権は守られて当然。そこに他国の援助など一切必要あるはずがない。

しかし、どうしても不思議なことがある。
ロシアの動きである。

国連の安保理事会で、日米英は北朝鮮に対して経済制裁を行う決議案を提出する予定のようだが、中国とロシアはこれに反対している。中国は当然として、問題はロシア。同じ共産圏ゆえこれも当然かと思われるかもしれないが、地図をよく見て貰いたい。

今回、北朝鮮がテポドンを落とした場所は、はっきりとロシアの領海である。

もちろん、ロシアの漁師たちは、一歩間違えればミサイルの餌食になっていたのだから、これは北朝鮮がロシアに対して直接攻撃を加えたと表現して何らおかしいところはない。

こんな状況なのに、反米の対立軸なんて気にしてる場合じゃないだろとは思うのだが……ロシア政府がのんきなだけのか、極東はすでに見捨てているのか。どちらにせよ、日本以上の危機感を持って挑まなければならない国がこの態度では、国家もどきのテロリスト集団をなめすぎているとしか思えない。

クタラギジェネレータ

2006年6月1日 木曜日

PlayStation3の価格について、Sonyの久夛良木健氏のインタビューが話題になっている。

また、気になる価格について久夛良木氏は、「安すぎたかも」とそれぞれ内包する技術や原価を考慮した発言をする。久夛良木氏はプレイステーション 2(PS2)の発売時を振り返り、「これはPS3の価格です。高いとか安いとか、“ゲーム機として”というくくりでは考えてほしくないんです。PS3というものは他にはないわけですから。例えば、高級なレストランで食事をした時の代金と、社員食堂での食事の代金を比べるのはナンセンスですよね? これは極端な例ですが、まさにそういうことなのです。そのゲーム機で何ができるか、というのが問題なのです。すばらしい体験ができるのなら、価格は問題じゃないと考えています。プレイステーション(PS)の価格を発表した時も高いと言われました。プレイステーション 2(PS2)のときもそう。しかし、いざ発売されると、どちらもそれまでのゲーム機では考えられないような売れ行きを示しました。それは、どちらもそれ以前のゲーム機では味わえない体験ができたからです。PS3でも、次世代のグラフィックや、ネットワークを介したさまざまなサービスなど、これまでには体験できなかった次世代のゲーム体験ができるようになっています。そして、PSやPS2のように、ゲームの好きの人なら間違いなく買ってくれると思っています」と、価値観をどこに見いだしてくれるかによるのだと言う。

やっとすべてを発表できた――SCE久夛良木健氏プレスイベント直後インタビュー@ITMedea

エントリーモデルで6万↑、通常モデルで8万に近い価格を提示しているとは思えないこの強気。
確かに、ゲーム付きBDプレイヤーだと思えば安いのかもしれないけどさぁ……。

という話題から、同氏の発言はことごとくネタにされる。
その究極の形のひとつがこれ。

クタラギジェネレーター

上記発言を対象に合わせて、適切に(?)改変するというもの。
ためしに使ってみた。

おとボクの価格

「これはおとボクの価格です。高いとか安いとか、“エロゲーとして”というくくりでは考えてほしくないんです。おとボクというものは他にはないわけですから。例えば、高級なレストランで食事をした時の代金と、社員食堂での食事の代金を比べるのはナンセンスですよね?これは極端な例ですが、まさにそういうことなのです。そのエロゲーで何ができるか、というのが問題なのです。すばらしい体験ができるのなら、価格は問題じゃないと考えています。
最初のおとボクの価格を発表した時も高いと言われました。次のおとボクのときもそう。しかし、いざ発売されると、どちらもそれまでのエロゲーでは考えられないような売れ行きを示しました。それは、どちらもそれ以前のエロゲーでは味わえない体験ができたからです。おとボクでも、これまでには体験できなかった次世代のエロゲー体験ができるようになっています。そして、最初のおとボクや次のおとボクのように、エロゲーの好きの人なら間違いなく買ってくれると思っています」

……PS3よりまともになった。うーん、考え込んでしまう。

円周率

2006年5月28日 日曜日

<経緯>
会社の研修で、C言語を勉強しているのだが、内容が基礎的ゆえ全部『教えた』経験のある事柄ばかり、という暇っぷり。

んで、しゃーないので与えられた課題を、おかしな方法で解くことにする……ループ命令をいっさい使わず、再帰関数とif文でループをくむというやり方である。

これで、ほとんどの課題はうまくいったのだが、たったひとつうまくいかない課題があった。
「円の半径をコマンドライン引数からとって、円の面積を表示するプログラムを作れ」というものである。
一見簡単そうに見えるが、実は円周率πを正しく求めるのに、かなりの調査を要した。
まず最初に、小学生でもわかる求め方の一つとして、円とそれに外接する正方形の比をとる方法を2種類実装した。ひとつはランダムな点を打って、円の中か外かを判断することで、大数の法則に期待して円周率を求めるというやり方(モンテカルロ法という)。もうひとつは正方形の中にメッシュを張って、メッシュの各点が円の中にあるかどうかを判定するやり方。
要するに、どちらもCPUパワーに任せた、力づくのやりかたなわけだが、ループ命令を使わないデメリットがもろに出てしまう結果になった……すなわち、精度を上げようとループ回数を増やすと、スタック・オーバーフローによるエラーでプログラムが落ちてしまうのだ。

で、Wikipediaに頼って円周率を効率よく探すアルゴリズムを探してみると、「円周率の歴史」ページに、そのアルゴリズムがあった。

1995年9月19日午前0時29分

カナダのサイモン・フレイザー大学において、デビット・H・ベイリー、ピーター・ボールウェイン、サイモン・プラウフの研究チームが無限級数
¥pi = ¥sum_{k = 0}^{¥infty} ¥frac{1}{16^k} ¥left( ¥frac{4}{8k + 1} – ¥frac{2}{8k + 4} – ¥frac{1}{8k + 5} – ¥frac{1}{8k + 6}¥right)
を発見する。この式では2進表示または16進表示で n – 1 桁までを求めずに n 桁目以降の π の値を計算できる。ベイリーのウェブサイトで様々なプログラミング言語用の実装例を見ることができる。

これは、コンピュータ上において「桁数を区切って」円周率を求めることが可能という、画期的アルゴリズム。数式がTeXソース形式で読みづらいのはご愛敬。
このアルゴリズムの収束の早さに助けられ、私は無事円周率を再帰関数で求めることができた。私の「おかしな方法でプログラムを組む」というポリシーはこうして守られたのだ。

<主張>
で、ベイリー氏のサイトから。

あなたの名前が、円周率のどこの桁にあるか探してみませんか?

という、氏の円周率アルゴリズムの特長を生かした、すてきなお誘いが。

というわけで、実際に探してみた。

search string = “takumi”
30-bit binary equivalent = 101000000101011101010110101001

search string found at binary index = 3336826008
binary pi : 0110011010100000010101110101011010100101001100110011100111110010
binary string: 101000000101011101010110101001
character pi : up;ljm,rl;dwqnmsftakumiisggyhd;jlcx;wc
character string: takumi

というわけで、33億3682万6008桁めに私の名前があることが、このアルゴリズムにより明らかにされた。

あなたも、円周率の数字の奥深くに、自分の名前が隠されているかもしれません。ひとときの思い出のために、英語をおそれずに、少しの時間を使って、試してみるのはいかがでしょう?