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elder-alliance.org  >  奇跡のかけら  >  KanonTCGSS  >  その38

この話は、Key・VisualArts「Kanon」、ティーアイ東京「Air&KanonTCG」から取材しました。 関係する会社名・商品名および一部の人名に限り実在しますが、その他全てフィクションです。 以上をふまえた上で、お楽しみいただける方は、この話をお楽しみ下さい。

第38話~始まりには、挨拶を~

春休みの大学生の男女5人が、駅に降り立つ。

「なんか、むちゃくちゃ寒いんだけど」

「激しく同意です」

東京のトッププレイヤー2人は、降り立った瞬間から騒ぎ始める。

それを見た、残りの3人は顔を見合わせて笑う。

「2人で暖まっててくださいね~」

もう一人の男が、そこの2人に声をかける。

「おまえもな~」

騒ぎ始めた方の片方が、その声をかけた男に抱きつこうとする。

「ほら、じゃれ合ってないでいくわよ」

背の高い方の女性が、3人に声をかける。

そのそばにいる女性は、いつものように、物静かに行動を始める。

そして、5人は改札口に向かって、歩を進める。

「ようこそ、おいで下さいました」

駅の改札口で、一人の男性が、5人組を迎える。

「僕は、沢渡真といいます。 今回は長いお時間拘束させてしまいますが、よろしくお願いいたします」

「私は、菅野たくみといいます。ご期待に添えないかもしれませんがご容赦下さい」

「どうも、森大輔といいます」

「よしひろです。よろしくお願いいたします」

鬼道衆3人の挨拶がすむと、たくみは残り2人のほうを見る。

「知り合いですから」

その意図を見抜いた美汐が、一言だけの返事。

その言葉を聞いて、たくみは視線を沢渡のほうに向ける。

簡単な挨拶を済ませ、5人は沢渡と共に、未だ雪の解けきらない街を歩き出す。

そして、5分も歩いただろうか。

彼らが到着したのは、(東京に比べ)相当広いデュエルスペースを持ったカードゲームショップだった。

「さあ、中へどうぞ。皆さん、お待ちです」

中にはいると、5人の女性と1人の男性。

彼らが……今日から御世話になる、こちらの地域のトッププレイヤー達だろうか。

そんな考えを持って東京の3人がとまどっていると、向こう側が自己紹介を始めた。

「あははーっ、私は、姓は倉田、名は佐祐理、字は海原美衣というものです。 雪国短期大学のカードゲームサークル『トレードウィンド』の主宰を努めていたこともあります。 えっと、剣のバトルも使えますが、本職はサリーあゆ使いです。 皆さん、よろしくお願いいたしますね~っ」

「……川澄舞。ハンドルネームは、まじかる☆さゆりん。……猫が得意」

「ボクは水瀬冬美、イーブンが得意だよっ」

「私は、そこのAらんちの妹で、ばにらといいます。 時計使いです。よろしくお願いいたします」

「俺は相沢祐一、ハンドルは謎ぢゃむで通ってる。 ストール使いだ。よろしく」

「私は水瀬秋子。一応、のーむというハンドルはありますけどね。 基本的にはM:tGとリーフファイトが得意なんですが、Kanonもそこそこできますので、参戦させていただきました」

そして、今度は東京側の自己紹介。

「菅野たくみです。一応、今はストール使いです。 ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします」

「よしひろと言います、俺もストール使いです。よろしくお願いいたします」

「森大輔、剣使いです。よろしく」

で、残り2人も。

「みんな知ってると思うけど、一応何も言わないと淋しいから。 美坂香里、ハンドルはAらんち。得意なデッキはバトル。色は……剣、かしら?」

「では、私も。天野美汐、ハンドルはまこと。得意なデッキはケアレスパフェです」

そして、残った一人も。

「うーん、一応、僕もかな?僕は沢渡真、公式IDはありません。 一応……奇跡的再会タイプの羽を使ってはいます」

全員の自己紹介が終わったところで、沢渡が一言。

「本当は、後一人、来る人がいます。 その人はKanonTCGはできないんですが、僕たちの行動指針を立ててくれる人です。 彼女が来るまで、あと3~4時間あるんですね、実は……。 というわけで、お互いの実力を知るという意味で、 このメンバーで、ちょっとした非公認大会をやりたいと思いますが、いかがでしょう?」

スイスドロー3回戦。賞品は、特になし。

ふたつの地域のプレイヤーを結ぶ、KanonTCGプレイヤー達の親善試合が、今、始まる。

つづく。

あとがき

今回、いきなり大勢のキャラを登場させました。

第3部から、半年以上経ってますからね……結構、それぞれのプレイヤーが成長、もしくは変化しているかもしれないことに気がつきますが、果たして……。

ではでは、次回をお楽しみに~。